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CIE映画上映会(第2回)
2006年11月30日(木曜日)
林 三博

WEB http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/gnrl_info/news/list06/29.html
E-MAIL
日時:11月30日(木)18:00 -
会場:東京大学大学院工学部2号館9階
   情報学環状プレゼンテーションルーム92-B
主催:東京大学大学院学際情報学府吉見研究室

上映予定映画
日本社会の前進
「公民館」「明るい家庭生活」「農村の生活改善」「ある村の歩み」「働くものの権利」「働くものの苦情処理」「一歩前進」(計7本、約2時間40分)


東京大学大学院情報学環では、近年桐生市で発見され、現在東京フィルムセンターに所蔵されているCIE映画フィルム(占領期日本で教化・指導政策に携わった、GHQ/SCAPの機関である民間情報教育局 Civil Information and Education Sectionによる映画作品)についての研究会を開始することになり、この研究会と連動するかたちで9月より本学府所属の大学院生による主催にてCIE 映画の連続上映会を順次開催しております。

第2回にあたる今回は、上記のような予定で催すことにいたしました。第1回では「アメリカ総説」という表題のもとに、その当時の日本国民に対して参照すべきアメリカの姿を紹介するという内容の映画を数本上映いたしました。「日本社会の前進」と題した今回のプログラムは、大きく分けて〈日常生活〉と〈労働〉という二つのテーマから成り立っておりますが、見方を変えれば〈農村〉と〈都市〉という捉え方も可能かもしれません。いずれにせよ、それらを貫いているのは、衛生性や能率性の向上という至上命令であり、かつそれを実現させるまでのプロセスにおける民主的な手続きの採用だと言えます。

占領期のメディア政策にご関心のある方、映画研究に携わっていらっしゃる方、あるいはこの案内文を読まれてCIE映画に対して初めて興味をお持ちになった方。様々な立場の方々に幅広くご参加いただくほど、上映会を開催する意義は一層深まるように思われます。美しく小金色に彩られたイチョウ並木を通りぬけて皆様が会場へと足を運んでくださいますことを、主催者一同心よりお待ち申し上げております。
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