情報トピックス

アナンダ工房　上野桜木
会期中月・火曜日休み(9日祭日営業)

手の込んだジャケット・ガーブ染め(ベンガル柿渋染め)
会期中おいでくださった方にコルカタからのお土産さしあげます。
インドのベンガル地方にも柿はありました。直径4〜5センチ小さな柿で、全体がビロードのような茶色い毛でおおわれています。ベンガル地方では、ガーブと呼んでいました。私たちの工房があるムルシダバードの古い城下町では、食べるよりは、渋い未熟の実から柿渋をつくって、魚網を丈夫にするために使われていました。
私たちは、そのガーブの未熟果の柿渋をつかって布を染めてみました。
早く乾いていくところに染料が寄って、面白い濃淡ができ、また、タッサー(インド山繭)を染めてみると、何ともいえない光沢と張りが出ました。