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情報トピックス

町の話題、イベント情報などをお知らせします。※掲載情報に関するお問合せは各トピックに掲載の問合せ先にお願いします。谷根千工房及び谷根千ねっとでは対応できません。あしからずご了承ください。
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本郷師会・台東師会共催による第6回学術講習会のお知らせ
2006年10月15日(日曜日)
本郷鍼灸按マッサージ指圧師会
tel 03-3941-8804(池本)
第6回 学 術 講 習 会 のお知らせ
本郷師会・台東師会共催による学術講習会を下記により開催いたします。
日 時:平成18年10月15日(日) 1時半〜4時半
1時 開場・受付   (会場内での飲食は出来ません)
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会 場: アカデミー湯島・視聴覚教室 (湯島小学校併設5階)
   文京区湯島2丁目28-14   筺03-3811-0741
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講 師: 金子 雄二先生 (台東師会副会長・ケアマネージャー)
「改正介護保険制度」
(休憩 10分)
講 師: 梅津 安雄先生 (本郷師会・学術部長)
「・骨組み→姿勢→運動・」
(休憩 5分)
講 師: 若林 一郎先生 (劇作家)
松葉から管鍼法を考案した「杉山検校ものがたり」
江戸時代・盲人を教育し鍼・按摩を職業として定着させ、明治以降の盲学校職業のさきがけとしても決して忘れてはならない杉山和一(1610〜1694)のものがたりです。
1昨年「瞽女唄」(ごぜうた)の話をして下さった若林先生に、劇作家の視点から杉山総検校のおはなしと、「座頭・検校」など当時の社会制度についてもわかりやすく解説していただきます。
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お申し込み   (9月末日迄)
*台東区師会で参加ご希望の方は、各班長さんにお申し込み下さい。班長さんは人数をとりまとめて学術担当の町田さん方へ(筺3363―6867・fax)ご連絡ください。
*文京師会で参加ご希望の方は高木会長に(筺3828―0311)ご連絡ください。(当日はおみやげをご用意いたしております)

交通機関  (別紙・地図をご参照ください)
地下鉄丸の内線・大江戸線本郷三丁目下車徒歩10分   千代田線・湯島駅徒歩7分
都バス・湯島4丁目下車徒歩4分 (錦糸町〜大塚行き)
(春日通り湯島天神入り口信号をプラザホテル側に曲がり二またの右側を直進)
本郷鍼灸按マッサージ指圧師会
文京区千駄木3-13-5  会長 高木 直幸



松葉から管鍼法を考案した
杉山検校ものがたり
                    お話・若林一郎(劇作家)

杉山和一は慶長18年(1613年),伊勢の安濃津(現在の三重県津市)に生まれた。父は32万石の藤堂藩に仕える禄高2千石の杉山重政で、養慶という名を与えられている。幼少のころ疱瘡のために失明、そのために江戸にくだって山瀬琢一の門人となり、和一と名乗って鍼術を習うことにした。けれども技が上達しないと女の子やサクマドロップの油画師匠に破門されてしまう。そこで和一は救いを求めて江ノ島弁財天に参籠をする。その満願の日に、ふとしたきっかけで彼は「管鍼」という技法を発見した。石につまづいてころんだときに指先に松葉が触ったのがそのきっかけだったという。その地はいまも江ノ島の「福石」として残っている。
 和一はその後京へ上って、入江豊明について東洋医学を究め、江戸で開業すると名医として評判となった。寛文11年(1671年)62才で検校の地位にのぼり、72才のときに世界で最初の視覚障害者のための教育施設を造る。「杉山流鍼治導引稽古所」がそれである。フランスのパリでアユイが初めて盲人教育のための学校を造ったのは1784年、それよりも一世紀近くも早いのだから、まさに盲人教育の先覚者ということができる。
 貞享2年(1685年)、徳川5代将軍・綱吉の治療をして功あったところから取り立てられ、元禄6年(1693年)、関東総検校に任じられ、本所一ツ目に千坪近くの宅地を賜る。和一はこの地に江ノ島から弁財天を勧請している。この弁財天はいまも墨田区の千歳3丁目に「杉山江島神社」として信仰を集めている。鳥居の前にある和一の顕彰碑には、世界でも珍しい点字で書かれた碑文がある。和一が亡くなったのは元禄7年(1685年)6月26日、享年85才であった。墓は本所の弥勒寺にあるが、遺骨は江ノ島の福石のほとりに埋められているのが、関東大震災のあとの調査でわかった。
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