東京都指定名勝旧安田楠雄邸の修理工事おいて、畳床の頭板に墨で「大正八年四月十二日之造」と書かれているのが発見されました。
この畳床は、手縫いで作られた87年前のもので、現在まで使われてきました。
また、畳表は中継表といわれる最高級品で、現在では殆ど見られない技法で造られたものです。
これらの技法を解きあかし、本物の畳のよさとはどのようなものか、お話できればと考えております。
第2回目 10月25日(水)18時30分 会場:東京芸術劇場
「手縫いの畳床」 講師 全日畳技能推進委員会書記 今川 一芳
現在では造られていない手縫い床の造り方を説明して頂き、その良さを語って頂きます。
「手織り中継ぎ表」 講師 来山 淳平
江戸時代から高い評価を受けた備後表の中で、最上のものに手織り中継ぎ表があります。
現在では一握りの人により生産されているのみです。
その織り手の第一人者である来山さんに秘められた美しさを解き明かして頂きます。
● 会 場 :東京芸術劇場中会議室(池袋西口駅前) TEL : 03-5391-2111(代)
● 時 間 :18:30〜21:00(開場18:00)
● 定 員 :70名(要申し込み)
● 参加費 :各回1,000円(3回通し2,700円)、会報会員:900円、学生:500円
● 企画担当:角野、児野、金田(伝統技法研究会)
※申し込みはFAXまたはE-mailで『お名前、電話番号、参加人数』をお知らせ下さい。
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