東京都指定名勝旧安田楠雄邸の修理工事おいて、畳床の頭板に墨で「大正八年四月十二日之造」と書かれているのが発見されました。
この畳床は、手縫いで作られた87年前のもので、現在まで使われてきました。
また、畳表は中継表といわれる最高級品で、現在では殆ど見られない技法で造られたものです。
これらの技法を解きあかし、本物の畳のよさとはどのようなものか、お話できればと考えております。
第3回伝技塾「畳失われゆく技法を求めて」その1
第1回目 9月27日(水)18時30分 会場:東京芸術劇場
「はじめに、旧安田邸の畳」 伝統技法研究会
「藁の文化と日本人」 講師 千葉大学教授 宮崎 清
稲を作り始めてから数千年が経っております。底が深い藁の文化を、畳を通して語って頂きます。
● 会 場 :東京芸術劇場中会議室(池袋西口駅前) TEL : 03-5391-2111(代)
● 時 間 :18:30〜21:00(開場18:00)
● 定 員 :70名(要申し込み)
● 参加費 :各回1,000円(3回通し2,700円)、会報会員:900円、学生:500円
● 企画担当:角野、児野、金田(伝統技法研究会)
※申し込みはFAXまたはE-mailで『お名前、電話番号、参加人数』をお知らせ下さい。
|