夢二が描く「大正ロマンを飾った女たち」展
〜時代を映す女性と、夢二の恋人を追って〜
会期: 2006年7月1日(土)〜9月24日(日)
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は4時半)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休館)
料金:一般800円/大高生700円/中小生400円
弥生美術館、竹久夢二美術館の2館をご覧いただけます
■ 学芸員によるギャラリートーク
8月13日(日)5:00〜16:00
(申込み・参加費不要)
大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二(1884-1934)は、美と理想を追求し、数多くの女性を自らの芸術において表現し続けました。
夢二が活躍した明治末から昭和初期は、個人を尊重した近代的な生活様式が定着し始め、社会や文化面で女性の活躍が目覚ましい時代でしたが、そこで生じた流行や女性風俗を夢二はいち早く捉えて〈時代を映す女性〉を描写し、多くの人を魅了しました。また夢二は時代の文化をリードする女性、特に女性作家や芸術家が出版する本の装幀や挿絵を手掛けることもあり、時には交流を重ねていきました。
また恋多き人生を送ったことでも夢二は知られていますが、それは制作にも反映され、恋人をモデルに筆をとるばかりでなく、生涯を通じて、理想の女性像「夢二式美人画」を表現し、〈夢二の恋人〉にまつわる様々な作品とエピソードも残しました。
本展では、大正ロマンを飾った女性たちを、夢二の作品からご覧頂くと同時に、ゆかりの女性たちと夢二の交流について広く紹介していきたいと思います。
※問い合わせ先
竹久夢二美術館
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2
TEL:03(5689)0462
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