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情報トピックス

町の話題、イベント情報などをお知らせします。※掲載情報に関するお問合せは各トピックに掲載の問合せ先にお願いします。谷根千工房及び谷根千ねっとでは対応できません。あしからずご了承ください。
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公開シンポジウム 「市民は目覚め、まちはまるごと文化となるー インド・ブータン素顔のまちづくり」
2006年3月14日(火曜日)
ジャパンファウンデーション文化事業部市民青少年交流課
TEL 03-5562-3532 FAX 03-5562-3505
WEB http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/news/0602/02-07.html
(日本語、入場無料(要事前予約))
日時: 2006年3月14日(火) 14:00〜17:00
会場: ジャパンファウンデーション国際会議場
〒107-6021港区赤坂1-12-32 アーク森ビル20階 Tel: 03-5562-3532
主催: ジャパンファウンデーション

パネリスト:
1. 森 まゆみ(もりまゆみ、作家、雑誌「谷根千」編集人)
2. 西山 徳明(にしやまのりあき、九州大学大学院教授)
3. 松場 登美(まつばとみ、(株)石見銀山生活研究所所長)
4. 大西 暢夫(おおにしのぶお、写真家)
5. 寄田 勝彦(よりたかつひこ、NPO法人インフォメーションセンター代表)
6. 坪井 香保里(つぼいかほり、NPO法人「芸術家と子どもたち」事務局長)

お申込み、お問合せ:ジャパンファウンデーション文化事業部市民青少年交流課
(担当:高須奈緒美、平野舞子)
Tel: 03-5562-3532 Fax: 03-5562-3505
*先着順。定員(140名)に達し次第、締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込み下さい。


みなさんは、インドやブータンで現在どのようなまちづくりが展開されているか、ご存知でしょうか。
たとえば津波の被害を受けた南部タミル・ナドゥ州のちいさなまち、ポンディシェリーで、毎日5トンの生ゴミが有機処理され、豊かな土に生まれ変わっていること。インド西部のアーメダバードで町家をくまなく調査した建築家が、365日欠かさず旧市街の「ヘリテージ・ウォーク」を行なっていること。あるいはブータンの首都ティンプーで、GNPならぬGNH=国民総幸福量を指標とした新しいくにづくりと都市計画が展開しつつあることを、どれだけの人が知っているでしょうか。

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では2004年11月にインドとブータンから8人のまちづくり専門家をグループで招へいし、「ひとを育み、まちを創る:文化の創造的継承の先駆的取組み」と題して2週間の交流プログラムを実施しました。
今回はそのフォローアップとさらなる展開をめざし、日本のまちづくりの専門家6人がインドとブータンに赴き、交流を深めてきました。このシンポジウムでは、現地でなければ見ることのできない「旬」のまちづくり、躍動する市民参画の現場を、それぞれの参加者がそれぞれの視点と表現手段で発表します。
キーワードは、カタカナでいえば「サステイナビリティへのパブリック・アウェアネス」。つまり、ひとが市民として自分の住むまちの魅力を自分で発見し、たくさんの人々とその豊かさをずっと共有したくなること。魅力あふれるインド・ブータンの素顔のまちづくりを、この機会にみなさんに一挙公開します。

【プログラム】
13:30 開場

14:00 開会挨拶

14:05-14:20 スライドショー:
「写真家がとらえた素顔のインド・ブータン」
「おばあちゃんは木になった」・「分校の子どもたち」などの著書で知られ、ダムに沈む村の歴史と記憶を刻んだひとびとの表情を取りつづけている写真家、大西暢夫さんの作品で今回の旅をたどるスライドショー。

14:20-16:00 座談会:
「6人のまちづくりスト、それぞれのインド・ブータンを語る」
郷土史の記録、エコ・ミュージアム、手仕事と生活文化、子ども、環境教育など、それぞれの視点からパネリストがインド・ブータンのまちづくりを語ります。ここでなければ聞けない話題が満載です。

16:00-17:00 会場との質疑応答、討論会:
「これからのまちづくり:アジアのネットワーク構築の可能性を考える」
わたしたちはインド・ブータンのまちづくりから何を学び、何を一緒に展開していけるのか。わたしたちがまだ知らない、あるいは失ってしまった、あるいは置き去りにしてきた大切なものを、インド・ブータンのまちづくりはきちんと守っているのではないか。新たな「アジアのまちづくりネットワーク」の可能性について、会場のみなさんと一緒に考察します。
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