日程 2005年11月20日(日)
時間 13:30〜15:00(開場13:00予定)
会場 東京国立博物館 平成館大講堂
演題 「上野の山の彰義隊―江戸260年へのさよなら」
「上野の山の彰義隊(しょうぎたい)」とは、戊辰戦争の時、江戸上野に拠って新政府軍と戦った旧幕府軍である。江戸城明け渡し後、上野寛永寺にたてこもったが、新政府軍の攻撃により撲滅した。彼らの子孫は既に高齢化、代替わりが進み、記憶の風化が避けられないのが現状である。本講演では、逆賊、「烏合の衆」と軽んじられ敗北した彰義隊の存在を世に伝え、その後のいくつもの人生についてももう一度光をあてる。同じ時代、よく似た境遇にあったかの有名な新撰組に対して、知名度のほとんどない彰義隊と彼らの舞台である上野の地域史を、地域雑誌編集人として名高い森まゆみ氏ならではの視点で掘り起こし、知られざる上野の歴史を紹介する。
講師 作家、地域雑誌編集人 森 まゆみ氏
定員 250名 (当日先着順)
聴講料 無料(ただし当日の入館料は必要です)
* 当日会場にお集まりください
主催 東京国立博物館
後援 台東区
問い合わせ 東京国立博物館 イベント担当(03-3821-9270)
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