2005年11月19日(土)午後4時〜6時
一番町文化倶楽部(1cc)
ホームページ:http://www.1cc.or.jp/
Eメール:info@1cc.or.jp
日 時 : 2005年11月19日(土)午後4時〜6時
場 所 : 谷中・大雄寺(だいおうじ)本堂
(東京都台東区谷中6-1-26)
参加費 : 1500円
進 行 : 4時〜 「唱題行」の説明
4時20分〜 みんなで「唱題行」にチャレンジ!
5時〜 宗教人類学者・佐藤壮広さんのお話
6時 終了予定
●当日は、3時30分ごろから4時のあいだに、直接、大雄寺へいらっしゃってください。
●本堂は畳です。座りやすい服装でお越しください。
●足のご不自由な方には、椅子の用意もあります。
●参加ご希望の方はメール(info@1cc.or.jp)でご連絡ください。
もちろんメール連絡なしでも、当日、直接大雄寺に来ていただければご参加いただけます。
日本の古い町を歩き、伝統の建築、彫刻、絵画など、
多くの優れた芸術作品に出会うたび、
私たちは足を止め、魅せられ、感嘆しきりです。
しかし、それらの多くは、もともと仏教信仰の「よすが」として作られ、
保持されてきたもの。
私たちが仏教について何も知らなければ、
私たちは仏像や寺院のほんとうの意味や魅力を知ることは
決してできません。
(それどころか、私たちの日常に伝わる伝統や習慣
さまざまな行事の意味さえ、わからなくなってしまうでしょう。)
今回のワークショップでは、仏教文化の理解を深めることを目的に、
日蓮宗の行のひとつである「唱題行」にチャレンジします。
これは、とくに体力もいらない安全な行で
トランスを体験するとも言われています。
そして、導師を務めてくださる僧侶の北山孝治さんと
宗教人類学者の佐藤壮広さんに、
いわば仏教の内側と外側から、その意義をお話していただきます。
仏教を「知る」となると、私たちは、本を読み、教義を学ぶなど、
学問のようなイメージを持ってしまいがちです。
しかし、お寺を守り、仏像をたいせつにしてきた古人の信仰は、
そのようなものではなかったはず。
文字が読めなくても、みずからの体を使い、心を動かして、
仏教を体得してきたのではないでしょうか。
今回のワークショップが「宗教的なもの」や仏教文化、
また仏教そのものについての理解の一助となり、
さらに、古人の心に触れる機会ともなれば幸いです。
※このワークショップは、特定の宗派の教義を広めたり、宗教活動や宗教組織へ勧誘したりするものではありません。趣旨を十分ご理解のうえ、ご参加ください。
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