2005年4月24日(日)pm1:30〜4:00
全理連ビル9階(JR代々木駅北口正面1分、電話03-2279-4111
資料代 一般1,000円 学生500円
【趣旨目的】
03年10月に自動車NOX・PM法と1都3県によるディーゼル排ガス規制が相次いで実施され、東京都は昨年10月1日、ディーゼル車規制開始後1年間の常時監視測定局における浮遊粒子物質(SMP)に係わる測定結果を公表し、「道路沿道におけるSMP濃度の改善が著しく、住宅地等の環境に近づいており、昨年10月に開始したディーゼル車規制の効果が表れているものと考えられる」としています。誰もが安心して吸える空気を取り戻したのでしょうか?
自動車メーカーは自動車NOX・PM規制の対処法法として、ディーゼル燃料の高圧噴射化をすすめていますが、このことによって排ガス中のPMが、人の目に見えないナノ粒子となり、人の健康に新たな悪影響を与える可能性も指摘されています。
今回のシンポは、それらの問題を総合的、科学的に解明することを目的にして、病理学、疫学、大気環境科学などの学者・研究者の方々をシンポジストにお迎えし開催します。
【講演・報告】
1 島田章則(鳥取大学獣医病理学教授)
米国毒性学会3月報告:ナノ粒子研究の世界的動向
2 嵯峨井勝(青森県立保健大学健康科学部教授)
テーマ:ディーゼル微粒子の呼吸器及び生殖器等への影響
3 山本英二(岡山理科大学総合情報学部教授)
テーマ:短期的健康影響を明らかにする疫学研究の動向
4 常時監視データーから見た東京の面的汚染プロジェクトチームによる報告
【主催・お問い合わせ】
酸性雨調査研究会 http://www.vuni.ne.jp/~jarn/index.html
FAX03-3822-8646 メール:jaes/@vuni.ne.jp
日本環境学会 http://www.jaes.sakura.ne.jp/
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