会期 2005年3/22(火)〜3/27(日)会期中無休
12:00〜19:00(最終日17:00まで)
入場無料
【団体紹介】
東京大学写真文化会のメンバーを中心に、2002年12月に「Online Photographic Magazine白熊」(http://srkm.org)をインターネット上に開設。以降、2ヶ月程度の間隔で雑誌=作品集を発表し続けている。オフラインでの活動としては、デザインフェスタ(2003.11)、ガクタツ(2004.3)への出展、art&river bankで開かれたalmanac #03への参加(2004.12)など。
会場 ギャラリーKingyo 文京区千駄木2-49-10
地下鉄千代田線根津駅・千駄木駅から徒歩7分 (藍染保育園の斜め前です)
http://www13.plala.or.jp/sd602kingyo/
お問合せ先 TEL:03-5815-7890 FAX:03-5815-7814(担当 扇谷)
E-mail:sd602602@amber.plala.or.jp
*2年以上にわたってインターネットを発表の場としてきたWeb写真雑誌白熊が、今回東京・根津のギャラリーで写真展を開くことになりました。エフェメラルで断片的なネットの世界から抜けでて、特定の場所に特定の写真を並べることに果たしてどんな意義を与えられるのだろうかという問いに対する答えが得られなかったとしても、良い写真はやっぱり良いのだという確信がある限り、私たちにとっては万事OKです。
数枚の写真の背後に他の何物にも還元できないような個の存在を感じとることができたとき、写真の表現力に改めて信頼を置くことができます。写真は絵画のようにマチエールを個の痕跡として機能させることができないので、それはずっと困難で、ほとんど哲学めいています。それでもなお、その人にしか撮れない写真というものがある。
それに気づいた時のえも言われぬ感じを伝えることができればよいと考えています。
その点で私たちの試みはとても私的なもので、写真の特性のごく一部しか利用していないとも言えるのですが、写真を使って私的な感覚を通じ合わせることの喜びは、それだけを追求するに足るほど微妙で得がたいものです。
白熊の写真空間を体感してください。ギャラリーでお待ちしております。
|