会期:平成16年10月23日(土) 〜12月5日(日)
24年の短い生涯のうち約10年を文京の地で暮らした樋口一葉。
その肖像が新五千円紙幣に登場するのを機に、
文京区では昨年度より「文の京一葉物語」事業を展開しています。
その一環として、今年度ふるさと歴史館では
特別展「愛の手紙-文京ゆかりの文学者たち-」を開催し、
一葉をはじめ、ゆかりの文学者たちが交わした手紙を中心に、
著書、自筆資料,遺品などを展示します。
手書きの文字から伝わってくる、作品からは知りえない文学者の素顔や、
人間同士の豊かな心の交流をお楽しみください。
展示で紹介する文学者
夏 目 漱 石
幸 田 露 伴
徳 田 秋 聲
樋 口 一 葉
佐佐木 信綱
泉 鏡 花
斎 藤 茂 吉
高村 光太郎
石 川 啄 木
谷崎 潤一郎
窪 田 空 穂
芥川 龍之介
*初公開資料*
徳田秋聲 未完の大作『縮図』原稿(新聞未掲載分)
『縮図』ヒロイン銀子のモデル・小林政子宛書簡
窪田空穂宛書簡・会津八一、野口雨情、相馬御風…
●記念講演会
第1回 11月21日(日)
徳田秋聲―本郷と白山―
松本 徹 氏(文芸評論家・元武蔵野大学教授)
第2回 11月28日(日)
漱石と本郷界隈―『三四郎』と『こゝろ』の間―
小森陽一氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)
時間:午後2時〜4時 参加費:無料
会場:文京区男女平等センター(本郷4-8-3)
定員:各回100人(要申込)
※往復葉書に希望日(21日・28日いずれか),住所,氏名,電話番号を明記し、返信用に宛名を記入の上、ふるさと歴史館まで。11月10日必着。葉書1枚で1人1回分申込みできます。
●第2会場「文の京一葉物語展」
11月6日(土)〜11月23日(火)
午前10時〜午後6時 会期中無休 入場無料
会場:文京シビックセンター1階アートサロン
(文京区春日1-16-21)
開館時間:午前10時〜午後5時
休館日:毎週月曜
入館料:一般個人300円(団体20人以上210円)
中学生以下・65歳以上無料
11/3・11/23は無料公開日
交 通:丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目または
三田線・大江戸線春日駅より徒歩5分
都バス真砂坂上より徒歩1分
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