2004.7.1〜9.26
本展では、東京大学卒業後に石本建築事務所へ就職し、病を得て没するまでの、いわば全盛期であった2年間(1937-39年、22〜24歳)を中心に、生前刊行の詩集をはじめ、草稿・書簡・ノート・設計図・絵画などの多様な作品世界を展観することで、立原が過ごした《豊穣の時》を顕彰します。
詩人・建築家 立原道造は、青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、わずか24歳8か月で夭折しました。
2004年は、立原生誕90年・没後65年・開館7周年にあたります。
記念館では、1年を通して、「立原道造の生涯と作品」と題した特別企画展示を開催しています。
更に、立原が師とも兄とも慕った堀辰雄の生誕100年という節目の年でもありますので、詩誌『四季』を中心とした周辺作家にも視野を広げた総合展示を試みます。
主な展示作品は、初公開資料も含め、現存する立原関係資料を網羅したものとし、周辺作家の肉筆原稿や初版本等も加え、立原の生涯を展観します。
立原道造記念館
Tachihara Michizo Memorial Museum
http://www.tachihara.jp
〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-5
電話03-5684-8780
東京大学弥生門前
地下鉄千代田線根津駅交差点口から徒歩7分、池の端口から徒歩10分
地下鉄南北線東大前駅徒歩7分
JR・地下鉄丸の内線お茶の水駅聖橋口から東大構内行バス終点徒歩1分
開館時間 午前10時から午後5時(入館は午後4時30分までにお願いします)
休館日 月曜日(ただし、祝日と重なる場合には、その翌日)
年末年始1週間(展示替えのため臨時休館することがあります)
入館料 一般400円、大学・高校生300円、中・小学生200円
立原道造記念館、弥生美術館、竹久夢二美術館の3館共通券1,100 団体20名以上各100円引