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江戸開府400年記念 伝統工芸展「文京の匠たち-和紙をめぐる技と文化-」
2003年6月21日(土曜日) 〜 2003年7月27日(日曜日)
文京ふるさと歴史館
東京都文京区本郷4-9-29
電話 03-3818-7221
開館時間:10時〜17時
休館日:毎週月曜日 ただし7月21日(月・祝)は開館し7月22日(火)休館
入館料:100円 中学生以下および65歳以上は無料(20名以上の団体は70円)
交通:地下鉄本郷三丁目駅および春日駅より徒歩5分、都バス真砂坂上より徒歩1分
和紙は、わたしたちの暮らしのさまざまな場面で活用されています。そのスタイルも変化に富んでおり、伝統的なものから現代風にアレンジされたものまで多種多様です。この和紙を製品として身近に届けてくれるのが伝統工芸の職人の技なのです。今回の展示では、江戸唐紙・江戸提灯・江戸千代紙・江戸表具・ちりめんもみ紙・水引・木版画(摺師)といった、和紙を素材として扱う職人たちの技術と文化を紹介します。
また、紙漉きは美濃紙や土佐紙などでも知られるように全国各地で地場産業として行われていますが、江戸時代の終わり頃には文京区の音羽を中心とした地域でも紙漉きが行われていました。紙漉きが盛んであった頃の様子を示す資料をとおして、文京区の紙漉史もあわせて紹介します。

【展示構成】
1. 文京の紙漉史―音羽の紙漉きと天日鷲命―
江戸時代末、信州飯田から文京区音羽に移り住んだ紙漉職人によって文京の紙漉きの歴史は始まりました。その職人たちが明治時代の初めに創建した日鷲神社は、祭神に和紙の神様として信仰される天日鷲命を祀ったもので、現在も今宮神社の境内に鎮座しています。この日鷲神社創建にまつわる貴重な資料を展示します。
2. 文京の伝統工芸と和紙
江戸唐紙・江戸提灯・江戸千代紙・江戸表具・ちりめんもみ紙・水引(結納品)・木版画(摺師)・紙商・版元
いずれの業種も素晴らしいものですが、特に江戸唐紙では、文具資料館で発見された江戸時代の唐紙の版木とそれを復元したものを多数展示します。また、明治時代の紙商の様子を示す番付や看板などの資料も展示します。
3. 暮らしのなかの和紙―生活・祈り・遊び―
紙衣・和傘・人形代・御札など、伝統工芸のなかで紹介しきれない暮らしのなかの和紙を展示します。なかでも「遊び」のコーナーでは折紙に焦点をあてて構成しました。

●製作実演
6月26日(木)〜29日(日)および7月3日(木)〜6日(日)
10時30分〜16時30分  文京ふるさと歴史館地下展示室内
6月26日(木)・27日(金) 木版画(摺師) 伊藤智郎氏・品川勝男氏
江戸提灯 柴田慶一氏
6月28日(土)・29日(日) 木版画(創作) 福田裕氏・山口徹三氏
江戸唐紙 小泉幸雄氏
7月3日(木)・4日(金) 木版画(摺師)岩城竹男氏 江戸姉様人形 高際牧子氏
7月5日(土)・6日(日) 木版画(ポチ袋) 剣持昭正氏 江戸表具 高橋文三郎氏

●体験教室
7月12日(土)「折紙教室」講師:小林一夫氏 一般対象
7月13日(日)「ポチ袋づくり」講師:高橋由貴子氏 小・中学生対象
7月24日(木)「提灯づくり」講師:柴田慶一氏 小・中学生対象
14時〜16時 会場:男女平等センター研修室 各回とも定員20名
参加費:一般1000円・小中学生5500円 6月17日(火)より電話にて申し込み受付開始

●工房体験見学会
7月19日(土)「江戸唐紙」小泉襖紙加工所 「江戸千代紙」ゆしまの小林
13時30分〜16時30分 対象:小・中学生(保護者同伴可) 定員:20名 参加費無料 6月17日(火)より電話にて申し込み受付開始

●展示解説
6月25日(水)・7月2日(水)・9日(水)・16日(水) 14時〜15時

開館時間:10時〜17時
休館日:毎週月曜日 ただし7月21日(月・祝)は開館し7月22日(火)休館
入館料:100円 中学生以下および65歳以上は無料(20名以上の団体は70円)
交通:地下鉄本郷三丁目駅および春日駅より徒歩5分、都バス真砂坂上より徒歩1分
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