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「旧同潤会大塚女子アパートメント」の存続に関する現地記者会見
2003年1月16日(木曜日)
◆社団法人コミュニティネットワーク協会 担当:今泉
TEL 03-3239-9212 FAX 03-3239-9217
◆社団法人 日本建築学会 事務局 担当:野口 
TEL 03-3456-2051 FAX 03-3456-2058
日時:2003年1月16日 午前11:00〜12:00
場所:大塚女子アパートメント前(文京区大塚1-10-1、茗荷谷駅前)
問合せ先:
◆社団法人コミュニティネットワーク協会 担当:今泉
TEL 03-3239-9212 FAX 03-3239-9217
◆社団法人 日本建築学会 事務局 担当:野口 
TEL 03-3456-2051 FAX 03-3456-2058

「旧同潤会大塚女子アパートメント」の存続に関する現地記者会見主旨
標記の「旧同潤会大塚女子アパートメント」については、かねてより社団法人日本建築学会を中心として、その価値と保存および再生利用の重要性を継続的に訴えてまいりました。また、2001年12月28日に建築他多分野方々での結成した「旧同潤会大塚女子アパートメントを生かす会(会長:小川信子日本女子大学名誉教授)」(以下「生かす会」)では、具体的な再生利用計画の提案を行い、これまでにも3回にわたる記者会見により、その社会的意義を表明してきました。
しかし、所有者である東京都においては、建築学会からの文書や「生かす会」の文書による要望に対しての正式な回答もなく、保存再生を要望している建物の地上部分の解体撤去と敷地の売却を決定したとして、保存再生を要望している側に対して実に不誠実なまま、解体撤去の準備業務に強行着手しようとしております。
さらに、昨年末12月24日に「社団法人日本建築学会」「社団法人日本建築士会連合会」「社団法人日本建築家協会」の専門家三団体の会長による、知事との会見申入れに対してさえ、「会わない」という回答を当方の電話の問合せに対して提示してきたに留まっています。
これらのことも踏まえ、かねてより「生かす会」などの活動に共鳴して、本問題について憂いを感じていた多くの方々から、是非、社会に訴える場を設けたいという申し出でがあり、現地(大塚女子アパートメント前)において、各界の代表による記者会見を執り行います。


●「地元有識者代表」
主旨:東京都の中心部に位置し、弥生時代の命名の元となった遺跡を有する歴史ある文京区においては、歴史の厚みを感じさせる都市再生の計画が重要であることを訴える。同時に、日本の首都東京の世界都市としての役割から、本建物を国際的にも注目されるような保存再生を図ることによって大きな文化的・社会的価値をもたらすような改革に向けた議論を求める。
代表者:菊竹 清訓(社団法人日本建築士会連合会名誉会長、文京区在住)
    森 まゆみ(谷根千工房、文京区在住)

●「都市・建築・住宅を専門とする研究者・教育者等代表」
主旨:本建物等の歴史的建造物を現代的に再生・活用しつつ、持続性の高い都市環境を構築し、都市再生を図るという観点から、解体工事を一時凍結し、本建物の保存・活用の方策がないかを再検討することを求める。
代表者:園田真理子(明治大学理工学部助教授)
    高見沢 実(横浜国立大学工学研究院助教授)
    初見  学(東京理科大学理工学部教授、文京区在住)
    森反 章夫(東京経済大学現代法学部助教授)
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