!新谷根千ねっとはコチラ!

情報トピックス

町の話題、イベント情報などをお知らせします。※掲載情報に関するお問合せは各トピックに掲載の問合せ先にお願いします。谷根千工房及び谷根千ねっとでは対応できません。あしからずご了承ください。
現在の情報トピックス一覧へ 2003年03月の一覧
荒川ふるさと文化館企画展
2003年2月1日(土曜日) 〜 2003年3月9日(日曜日)
荒川ふるさと文化館
TEL 03-3807-9243
会期 平成15年2月1日(土)〜3月9日(日)
江戸の行楽地、日暮里に遊ぶ庶民や著名な文人たちの姿を当時出版された地誌・記録類の展示で紹介。また“ひぐらしのさと”の愛称で呼ばれた日暮里の風情を色鮮やかな浮世絵でお楽しみ下さい。

 荒川ふるさと文化館 TEL 03-3807-9234
 開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
 月曜休館
 入館料100円(区内在住の中学生以下65歳以上、障害のある方と介助者は無料)

○浮世絵「ひぐらしのさと」のすべてを集め(館初)江戸名所を再現!
「ひぐらしのさと」は、江戸の名所として、歌川広重の『名所江戸百景』をはじめとする多くの浮世絵に描かれました。そこに描かれているのは、日暮里の台地上にある諏訪台や道灌山からの眺めや、四季折々の花や庭に趣向を凝らした寺院の庭園です。また浮世絵には、花見に酔いしれ、庭園や高台からの眺望を楽しむ人たちや、さらに道灌山上からは土器(かわらけ)投げに興じる姿も生き生きと描き込まれており、江戸の人々の行楽文化を知る好資料といえます。今回は日暮里を題材とした浮世絵を集め、ここに紹介します。

○江戸の情報誌が「ひぐらしのさと」の“趣き”を紹介
江戸時代の後半には、花見や月見など四季にわたる行楽や寺社の祭礼・縁日等が、人々の生活のなかで年中行事化していきました。浮世絵や『江戸名所図会』、『東都歳事記』等はこうした事情を背景にして出版された江戸の情報誌といえるでしょう。このような出版物に“花見寺・雪見寺・月見寺”とよばれた寺院や、道灌山の虫の音、七福神めぐり等、「ひぐらしのさと」における四季を通じた楽しみが繰り返し紹介されました。

○文人たち(滝沢馬琴,大田南畝,僧一瓢,小林一茶など)の足跡をたどる
「ひぐらしのさと」には江戸の庶民だけではなく、風流を愛する文人・墨客たちも多く集い、特に寺社は彼らの文芸活動の場ともなっていました。『南総里見八犬伝』で有名な滝沢馬琴や大田南畝(なんぽ)らはその著作によって「ひぐらしのさと」を世に紹介するのに一役買っています。また、本行寺の僧一瓢(いっぴょう)と小林一茶との俳諧の交流や、馬琴が青雲寺に使い古した筆等を埋めた筆塚が知られてます。今でも残る文学碑などは文化財として貴重な資料となっています。本企画展では馬琴の筆塚からの出土品をはじめ、彼らの著作等を展示し、その足跡をたどっていきます。

〈企画展関連事業〉
・史跡めぐり「日暮里と江戸の文人たち」
 日暮里の台地に残る寺院や文人たちの墓碑や文学碑などをめぐります。
 日時:平成15年3月8日(土) 午後1時より
 定員:20名(先着順)
 お電話にて荒川ふるさと文化館にお申し込みください。
・ギャラリートーク(企画展示解説)
 荒川ふるさと文化館専門員が企画展の解説をいたします。
 日時:
1. 2月2日(日)、23日(日)午後1時30分より
2. 2月9日(日)午前10時30分、午後1時30分の2回行います。
※ 事前の申し込みはございません。当日、直接展示室の入り口へお越し下さい。
 申し込み問い合わせ 荒川ふるさと文化館 03-3807-9243
ページトップへ
憂国士、杜若2004年2月27日(金) 13時49分
幼い頃一茶の句と思います、「下の句は、軒のひぐらし唐辛子と言う 句を読んで百姓家の軒先に干してある唐辛子の風情を思い感激した事を 時折思い出します「上の句が何だったか思い出せません、秋の日の農家の風景の描写でした、わかりましたら教えて...
長いコメントは省略して表示しています。このページのコメントを全部読む