明治期の団子坂は「造り菊」の中心地で、秋には坂の両側に菊人形の小屋が軒を連ね、大いににぎわったそうです。昭和59年に団子坂菊人形の再現として始まった「菊まつり」。大圓寺境内で毎年行われる菊市や薪舞は、いまではすっかり谷中の年中行事として定着しました。
おもえば「谷根千」が始まったのもこの菊まつりからでしたね。あれから18年。ずいぶん長い道のりを来てしまったものです。
団子坂菊人形の歴史について詳しくお知りになりたい方は特別展「菊人形今昔」-団子坂に花開いた秋の風物詩-文京ふるさと歴史館にて11月24日まで。 http://www.city.bunkyo.tokyo.jp/shisetsu/rekishikan/yotei.html






PHOTO BY デジカメ特派員F氏 ※写真をクリックすると拡大します |