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2006年8月7日(月曜日)
上野地下駐車場工事の外部監査請求署名始まる、8月27日まで
上野地下駐車場工事の外部監査請求署名始まる、8月27日まで 「上野広小路地下駐車場」の工事延長、工事費増額には疑問があるとして、台東区住民の有志が外部監査請求署名をはじめた。
有権者の50分の1以上(台東区の場合約2800人)の署名が集まり、区議会で承認されれば、会計士等の専門家による外部監査がなされる(もし承認されない場合は内部監査委員による監査が行われる)。

この「上野広小路地下駐車場」は台東区がすすめる300台収容の地下駐車場と、都の歩行者専用地下道を同時に進めている工事で、
総事業予算は当初総額261億円、完成は2006年度末だった。

内訳は、
駐車場部分135億円(台東区99億、都24億、地下鉄12億をそれぞれ負担)
地下道部分およそ100億(都負担)
その他機械設備部分26億(台東区負担)

この予算が下記のように増額された。

工事費の増額後の総額は301億円。
すべては駐車場部分の工事費で、183億円の事業費となり、各負担も、
台東区99→134億 都24→32億 地下鉄12→17億 となる。

工事の2年延長も含め、この金額は昨年12月の区議会においてすでに可決されている。
議会で審議した際の延長と増額の理由として、
・地下水位の上昇
・銀座線の補強
・埋蔵文化財調査
をあげているが、いずれも工事前から予想できたことと住民有志は指摘している。


*この地下駐車場計画は、1987年当時に計画された不忍池の蓮池地下に駐車場を造るという計画から連綿と続いているようだ。
当時も、駐車場の候補地選定や地質調査に、のべ5回調査会社に調査を委託し、1億円近い調査料を支払っているが、報告書には不備も散見されている。
 以降、不忍池の真下を断念し、中央通り地下へと駐車場計画地は移っている。
 すでに、「上野に駐車場がなければ活性化できない」と言っていた時から20年近くが経った。これだけ長い間地下駐車場に固執し、これだけの予算を注ぎ込んでいながら、いまだ完成されない駐車場は、本当に必要なのか?
これから増え続ける工事費と、完成後の維持経費はどうなのか。
ぜひ、外部の監査にゆだねたい。

*署名ができるのは下記の方だけです。
・台東区内の有権者
・署名受諾人の集める署名用紙に署名
・本人が署名、代筆は不可
・捺印が必要(拇印では無効)
・生年月日を記入

*署名にご協力下さる方は下記に署名用紙があります。
・「上野地下駐車場外部監査署名推進連絡会」
 台東区台東4-26-9 東京合同ビル5階 03-5812-6851
・日本画材「得應軒」 台東区谷中1-1-22 善光寺坂(言問通り)
 03-3823-4116
・指物展示・喫茶「木楽庵」 台東区谷中7-4-2 三崎坂上(谷中墓地入口)
 03-3821-2477  

*署名期限 2006年8月27日
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上野地下駐車場外部監査請求署名推進連絡会 滝井2006年8月16日(水) 16時24分
外部監査請求署名運動へのご協力ありがとうございます。 多くの台東区民の共感を呼び、現在署名は4000名をを越えました。 税金の無駄遣いにメスを入れる外部監査実現のためさらに多くの区民の参加を呼びかけています。 なおHP http:/...
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