たてもの応援団(文京歴史的建物の活用を考える会)では、
2006年6月7日、「元町小学校及び元町公園の保存活用を求める要望書」を文京区長、ならびに文京区議会宛に提出しました。
元町公園は1930年(昭和5年)に開園、イタリア・ルネッサンス式庭園の流れを組み、1984年(昭和59年)には文京区自身が戦争で荒れた園内を、設計図などをもとに開園当時の姿に復元したものです。
今回、湯島総合体育館の建替えのため、元町公園を旧元町小学校跡地に移して、現元町公園のところに体育館を建設する案が浮上しています。
復興公園は関東大震災後に数多く(大公園3、小公園52)造られましたが、当時の姿をとどめている公園は、この元町公園ただ一つになりました。
日本造園学会(中瀬勲会長)は
「元町公園は、日本の近代都市の文化遺産としても国内で他に類のない大変貴重な公園。歴史・文化的価値を理解し、後世に継承される形での保存・活用を」と訴えています。
(東京新聞 2006.4.19 夕刊1面)
たてもの応援団では、署名活動も展開中。
関心のある方は署名用紙を請求して下さい。
このページのコメントを全部読む