谷根千ニュース

1月30日に競売の公募を締切った茨城県会館は、早ければ２月１０日にも売却先が決定されると伝えられていました。しかし、公募締め切りからひと月半を過ぎた今日も決定がされていません。
そんななか、3月16日の産経Web茨城版に現在の状況が報道されました。

産経新聞web茨城版によれば、
　3月15日、茨城県庁で県買い受け人選定委員会（委員長・末宗徹郎総務部長）が開かれたが、委員から「よい計画ばかりで、細部にわたって検討したい」との意見が相次いだため、再度、選定委を開いて決定することになった。選定委員会は県総務部の課長以上で構成されている。
　茨城県会館の土地・建物の購入を申し込んだ十一計画の内訳は、マンション七件▽建売住宅一件▽有料老人ホーム二件▽保育園一件。いずれも（１）土地と建物の利用方法が街並みに配慮されている（２）隣接地との間に防災上十分なオープンスペースを確保する−の条件を満たしていた。
　次回委員会は来週にも開き、売却先を決定後、月内に契約する模様。県職員課は「それぞれがよい計画だったので、各委員がじっくり検討することになった」としている。

「根津・茨城県会館を活かす会」では、現在ある歴史的建造物及び庭園を活かした活用しようという事業案への売却を茨城県に要望しています。
どうぞご支援をお願いします。
茨城県会館の状況は「たてもの応援団（文京の歴史的建造物を活かす会）」のホームページでもご覧になれます。