小石川植物園の地下水脈の危機
小石川植物園を守る会事務局より E-mail/welcomesengoku@hotmail.com
現在小石川植物園西側(東京海上火災社宅跡1万平方メートル)で進んでいる住友不動産のマンション計画(地上4階地下1階、200戸以上)には130台の地下駐車場が併設される。
計画通り実施されると植物園の湧水、地下水に大きな影響がでる。
文京区環境対策課・防災課では住友不動産に対し、植物園の地下水への事前影響評価をするよう要望文書を出した(9月3日)。
また「小石川植物園を守る会」(1987年に作られた住民組織)では、東京農工大名誉教授の小倉紀雄氏を招き水環境への影響の学習会を催した(9月22日)。
その後の専門家による現地調査、近隣の井戸聞き取り調査により、植物園湧水の水源は地下12mにある水脈のものではなく、上層部砂礫層の宙水である可能性が濃厚になった。
近隣の井戸調査によると地下5〜7M付近の地下水が井戸水として出ているようで、マンション工事により地下9Mまで掘られ敷地の土砂が取り除かれた場合、水みちが断たれてしまう。
この計画がこのまま進めば、湧水ばかりでなく、自然林が多い植物園はその水の源を断たれ、存続さえ危ぶまれます。
小石川植物園を守る会 今後の活動予定
10月19日(日)午後2時〜 千石図書館 生涯学習室
植物園を守る会集会
経過報告、今後の活動話し合い
10月23日(木)午後6時30分〜 林町小学校会議室
住友不動産説明会
(主催・司会は守る会でいたします)
10月26日(日)午後1時〜 文京区民センター3C
名泉・緊急ミーティング
呼びかけ人 水みち研究会 神谷博氏
参加予定団体 真姿の池湧水郡、等々力渓谷の湧水 港区がま池 烏山寺町
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