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くまのかたこと

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2008年10月21日(火曜日)

夜、協和会の蔵で芸工展参加企画の映画会D坂シネマ。「山を越える鉄道」上越線を引く分かりやすいお話。SL多くなつかしい。「白鷺と少年」埼玉県野田の鷺の来る農村を舞台の劇映画。農業だけで食べて行けない現実。よく働く中学生。反戦。自然保護。いろんなテーマが盛り込まれた映画。子供の頃野田の鷺山に行ったことも思い出す。「離島の生活」荒海の中、台風で何日も船が付かない嶋で独自の文化を守りながら暮らす人々。離島振興法はこれを背景につくられ、しかしいまの対馬も奄美大島も五島も道や埠頭が整備され、公共建築は立派。でも何か失ったようにも見える。それは独特の文化か、自主独立の精神か。「日本の稲作」カラー。由布院の記録文化映画祭でも見た名作。農業の大変さは然り乍ら、信仰心篤く、行事を楽しむゆったりした暮らしが心に残る。

森まゆみ

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