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くまのかたこと - 旅の宿編

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西表島

西表には一度言ってみたかった。竹富などとは広さが違うので果たして1日で回れるか。とりあえず南の風という宿を取る。
これでバイカジとよむ。島唄の宿ということだったが歌手の長男は都会に出ていなかった。そのかわりお母さんを助けて働くスタッフ男女はとても感じがいい。
女の人はいつも日本海でマリンスポーツのインストラクターをしているが、冬の海には入れないので西表で働くのだと言う。すごいねえ。
まえがうみで、松林にブランコなんか会って子供に帰ってのんびり。とはいえ冬の沖縄がこんなに寒いとは。しかい部屋は冷房のみ、布団は薄い、おまけにこちらの服は夏仕様。お風呂もぬるい。決して宿のせいではない。竹富でも同じだった。こんな寒い1月、八重山ではあり得ない。
マングローブの林や、滝を見に行った。エコツアーの主催者たちはまじめで、説明も納得できるものだった。
よるはめすらしい土地のかに、ヤギの刺身も出て、同宿の青年たちもいい人でよかったよかった。

森まゆみ
2007年2月19日(月曜日)公開

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