寺子屋 ゆかいな音語り

2015年06月07日(日)

毎回好評をいただいている音語り。
いつもはじっくりと学んで深める講座ですが、今回は初めて、お子さまも楽しんでいただける回を設けました☆
もちろん、今まで通り、大人の方も十分楽しんでいただける内容です。
沢山のご来場をお待ちしております!

日時:6月7日(日) 17:50-19:40
場所:文京 ふれあい館 ホール
  (東京都文京区根津2-20-7 千代田線「根津」駅より徒歩2分)
参加費:1000円(当日 1500円)

申し込み:http://noth.jp/event/yukainaotokatari/

第一部
17:50~18:30
●わくわくワークショップ

フラン スの作曲家 サン=サーンスは、3歳のときには作曲を始めたという逸話の残る神童でした。音楽だけではなく、様々な分野に興味を持った少年の、茶目っ気といたずら顔が 垣間見えるような組曲「動物の謝肉祭」。当初、プライベートな夜会での演奏を目的として作曲されたこの曲は、風刺的な表現も多いからか、亡くなるまで、一 般公開することを禁じていました。
そんな秘密の曲も、今では多くの人々に親しまれています。全部で14曲からなる組曲ですが、今回はそのな かからいくつか抜粋してお届けします。また今回は特別に、サン=サーンス以外にも、ロシアの作曲家 リムスキー=コルサコフ、そして、ハンガリーの作曲家 バルトークの残した小品も、動物あてクイズのなかに紛れこんでいます。どんな動物か当てられるでしょうか。一緒にカラダも動かして、音楽を楽しみましょ う。
第一部後半は、モーツァルト。まさに大天才と呼ぶにふさわしいオーストリアの大作曲家モーツァルトは、36歳という短い人生のなかで、ピアノ曲、室内楽曲、交響曲、オペラ・・・さまざまな分野で珠玉の名曲を残しました。
今 回とりあげるのは「トルコ行進曲」。16~18世紀にかけて、当時強大国であったオスマントルコ帝国への恐れと憧れから、トルコ趣味というものが西ヨー ロッパで広がりました。アラビアンナイトやトルコ珈琲などとともに、その軍楽隊のリズムに刺激され作曲されたのが、トルコ行進曲です。
メフテルと呼ばれるこのリズムを、ヴァイオリン二重奏に乗せて、みんなで叩いてみましょう。手拍子でももちろんいいですが、お家から、何か音の出るものを持ってきて、にぎやかに合奏しましょう!

第二部
18:40~19:40
どきどきコンサート

第一部と打って変わって、ゆったりと音楽を楽しむコンサートは、ドイツの大作曲家バッハから始まります。ヴァイオリンから紡ぎ出される音の世界は、たったひとつの楽器でも、とても豊かです。
バッハの平均律クラヴィアー曲集の前奏曲を伴奏に、ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」をつけたグノーの作品。その精緻なバッハの世界と、グノーの美しいメロディーのアンサンブルをヴァイオリン2本とピアノでお楽しみください。
そ の他には、モーツァルトの軽やかでチャーミングな「ロンド」、耳慣れた名曲「トロイメライ」でしっとりと。華やかで技巧的、風のようにスピーディーに進む 「チャールダッシュ」。最後は、ストラヴィンスキーのおもちゃ箱をひっくり返したような楽しい「イタリア組曲」などなど。


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