屋敷森(千駄木ふれあいの杜)第8回 環境再生講座

2015年02月18日(水)

千駄木の森を考える会
TEL 03-5803-1252 文京区みどり公園課

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屋敷森では、一昨年より、環境再生講座を行っています。
興味のある方は、ご参加ください。

第8回 環境再生講座
日時:2月18日(水)9時~16時 小雨決行
(途中で昼食を取ります/各自)

場所:千駄木ふれあいの杜 文京区千駄木1-11

講座内容:冬の森の整備について
①中低木を剪定する位置の見きわめ方。枝の切り方、整え方。
② 地面の水みちの整備(気脈・水脈の整備)

講師:矢野智徳さん
  (沖縄ヤンバルの森をはじめ、全国各地の森や里山を再生させてきた専門家)

参加費:無料(途中までの参加も可)

服装:長そで・長ズボン・軍手・滑りにくい履物

冬の整備は、春になって森の草木が活動を再開したときのために行います。
空気、水、養分を吸収しやすくして、おだやかに芽を出せるようにするのです。
土の中の空気や水のバランスを整えると、植物だけでなく、小動物(カエル、モグラ、ヤモリなど)、土の中の生き物、昆虫などにとっても、生きやすくなります。
庭などの手入れにも役立つと思います。
森のことだけでなく、生き物に関心がある方も、ぜひお越しください。
「生き物たちにとって本当に健康な環境って?」が、手に取るようにわかるでしょう。


千駄木の森を考える会
連絡先:03-5803-1252 文京区みどり公園課
※千駄木の森を考える会は、文京区と協定を結んで屋敷森の管理保全をしています。

【千駄木ふれあいの杜=屋敷森】
「今も残る貴重な自然を残したい」という緑地所有者の考えと、「都市緑地法」(当時は「都市緑地保全法」)に基づく市民緑地制度の主旨が合致し、文京区がその自然環境や自然生態保全を図るとともに、区民が身近に自然と直接触れられることを可能にするために、平成13年10月に開設された市民緑地です。
ここは、武蔵野台地の東端に位置する、本郷台地と根津谷の間の斜面に残る崖線緑地として残っている貴重な緑であり、現在、山手線の内側で開設されている唯一の市民緑地となっています(文京区HPより)

【現在行われている環境再生整備と観察について】
屋敷森は一時土壌の乾燥がすすんでいましたが、一昨年から、土壌の水脈、気脈などを改善し、環境を蘇らせるための整備を行っています。
観察会では、屋敷森にはどんな生き物(動植物)がいるか、土などの環境の健康状態はどうか? を調べています。
観察会の時だけでなく、お気づきのことがありましたら、ぜひお知らせください。


   

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