旧安田邸 東京文化財ウィーク2014 参加企画 「馬に会う」

2014年11月01日(土) ~ 2014年11月05日(水)

旧安田楠雄邸
TEL 03-3822-2699(水・土曜の10~16時)
WEB http://tatemono-ouendan.org/

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平成26年は「午年」。
悠久の昔出現したとされる「馬」は、
人間のよき伴侶として長い歴史を刻み、さまざまなかたちで私達と親しんでいます。

この秋、旧安田楠雄邸では午年にちなみ、
所蔵の池田勇八作品を初公開!

合わせて、神馬・飾り馬から遊具・玩具まで一堂に展示する
「葛西好文コレクション」の多彩な馬の姿をお楽しみください。

会場:旧安田楠雄邸庭園 交通案内
   東京都文京区千駄木5-20-18 

11月1日(土)~5日(水) 10時30分~16時(入館は15時まで)
5日間連続公開

【彫刻家 池田勇八】 
明治19年(1886)~昭和38年(1963)

池田勇八は香川県に生まれ、香川県琴平工業徒弟学校に学んだのち、上京して東京美術学校彫刻選科に入学。同期には朝倉文夫がいる。我が国の近代彫刻の発展とともに歩み、題材を動物生態に求めて造形表現を確立した。
24歳の時(明治43年)、当時、芸術家が次々と転入した田端に移り住んでアトリエを建てる。千葉県三里塚の下総御料牧場にもアトリエを持ちたびたび通うようになり、主に馬像を制作したことから「馬の勇八」として名を馳せた。文展・帝展に意欲的に作品を出品し、34歳の時、帝展審査員となる。
昭和20年、田端で戦災に遭い藤沢に移転、作品や参考資料を破損・焼失する。晩年は個展を中心に活動した。昭和38年病のため死去。享年76歳。
本企画展では、旧安田楠雄邸所蔵作品と葛西好文氏所蔵「薫風」などを展示。
「田端文士村記念館」「馬の記念館」「世田谷馬事公苑」「東京競馬場」等で作品を展示している。

主催:たてもの応援団・公益財団法人日本ナショナルトラスト

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