Ky Japan Tour 2014 生きるという営み 映像と音でつづるフィルムコンサート -フランス、ウイグル、日本-

2014年11月30日(日)

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Ky JapanTour 2014 at 東京 千駄木 記憶の蔵 東京都文京区千駄木5丁目17-3

 第一公演 14h open 14h30 start
  第二公演 17h open 17h30 start 

各回共
1部:演奏+短編映画「Poumons noirs, Ventres d'or -黒い肺、黄金の腹- 1976年 28分」
2部:演奏+スライドショー「LineageLineage 2010年 15分 」

前売り2000円 当日2500円

[予約・問い合わせ] contact@openmusic.jp.net

[会場]谷根千<記憶の蔵> 東京都文京区千駄木5丁目17-3
   会場への地図はこちらまたはGoogleマップ

ツアーサイト
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic/Ky_Japan_Tour_2014_shengkirutoiu_yingmi.html


予告ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=86nr_uiaoCY


抗う人々がいる。
彼らは確実に生きている。
この生きる姿_、哀しみも、笑いも、
むきだしの姿をも映し撮る人々がいる。

見つめる者、見つめられる者、観る者の、力に音を添えて_。


[演奏]
Ky[キィ]
  

[短編映画]
・Pouments noirs, Ventres d'or -黒い肺、黄金の腹- 1976年  Eric Pittard
70年代のフランス北部、炭坑夫の一日。
煙草をくわえ、リフトに押し詰めになって降りる。笑顔で。
労働による身体的リスク。
塵肺病、CO中毒症。その現実をしかし受け入れざる得ない家族。生きてゆくために。組合と経営者の闘争シーン。 
男達は、真っ黒になった顔、体を仲間とお互い洗いあう。
仕事後の一服、粋に服を着こなし、作業現場を去るフランス炭坑夫の、生きる姿。

[スライドショー]
・Lineage  2009年 谷内俊文
中国の最西端に新疆ウイグル自治区という所がある。
北にはカザフスタン、西にはキルギス、タジク、ウズベキスタン。 南にはチベット。
多くの資源を持ちながら、中国沿岸部との経済格差や差別など、 数多くの問題を抱えている。
自身を東トルキスタン(東のトルコ人)と呼び、文化的に漢民族との同化を拒みつつ、
自らのアイデンティティを頑に守っている民族の記録である。

 
[プロフィール]
Ky[キィ]
パリ市立音楽院ジャズ科の同窓生、仲野麻紀(サックス)とヤン・ピタール(ウード・ギター)による
ユニット。 2005年結成。自然発生的な即興演奏を軸に、エリック・サティの楽曲に民族楽器を取り入れ自由自在に、ヨーロッパ、タジギスタン、アラブ諸国、アフリカ、アメリカ、日本で演奏。現在5枚のCDを制作。2008年NHK-BS「サティのうた」楽曲提供、出演。2014年フランス国営放送にてKyの特集が放送される。 高野山開創1200年記念プレイベントとして作家・夢枕獏との朗読コンサートを金剛峯寺奥殿にて開催。美術アーティストとの共同制作、個展での演奏、神社仏閣、銭湯、図書館など場所を問わず実験的演奏を展開。   

Eric Pittard [エリック・ピタール]
シネアスト、1953年生。IDHEC(フランス映画高等学院)卒業。在学中は教授と学生たちで構成された闘争的映画集団「シネリュット (Cinélutte)」のメンバーであった。伝説の映画「鹿島パラダイス」の監督Yann Le Massonのアシスタントを経て、ドキュメンタリー映画作家としてキャリアをスタート。代表作に、フランス南部トゥールーズで実際に起こった郊外暴動とそこで生きる若者、ミュージシャンZebdaゼブダによる作品「Le Bruit, l'Odeur et Quelques Étoiles-音と臭い、いくつかの星-」「Usine-工場」「Jazz à la Villette」等。2013年白血病のため死去。


谷内俊文 [タニウチ・トシフミ]
写真家、北海道出身。東京工芸大学写真工学科を卒業後、アジア、ヨーッロパを放浪し、その後雑誌を中心にフリーランスのカメラマンとして仕事を始める。現 在、ファッション、ポートレイト、 車、建築、風景写真など、幅広い分野で活躍している。 2006年、ドイツ・ライカ社のカレンダー一部に、北 海道を撮った作品が選ばれる。 2010年International photography Awards「GENERAL NEWS PRO」「CULTURE PRO」2部門HONORABLE MENTION受賞。2011年PX3 2011 COMPETITION「HONORABLE MENTION」受賞。


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