福島県立相馬高校放送局の高校生による作品の上映とお話

2014年05月06日(火)

子どものための平和と環境アドボカシー
TEL 080-3690-1773
E-MAIL peach.crc@gmail.com

~311から4年目、福島の高校生の、とある声に耳を傾けてみませんか?~

 福島第一原発から通常なら車で1時間ほどの距離にあり、避難区域内に住んでいた生徒も通う福島県立相馬高校。この春に卒業した「放送局」の生徒たちは、中学校の卒業式の日に東日本大震災に遭い、高校の3年間、自分自身やクラスメイトの率直な思いや考えをラジオドキュメント・ラジオドラマ・テレビドキュメント・演劇作品にして表現してきました。
 今回、卒業した放送局メンバーとともに、作品の上映と対話の場を設けることになりました。
当日は、NHK・Eテレ『東北発☆未来塾』でこの4月に4週に渡って紹介されている映画監督の是枝裕和さん監修による短編映像も上映し、上映後は生徒たちの活動を支えてきた同高校放送局顧問の渡部義弘さんと元放送局メンバーから直接、お話を聞きます。
 子どもの声を受け止める大人のあり方が問われています。
 ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。

【ゲスト】渡部 義弘(わたのべよしひろ)氏(福島県立相馬高校教員・放送局顧問)
     相馬高校放送局卒業生
【日 時】2014年5月6日(火)13時00分~16時30分(開場12時45分)
【会 場】見樹院(けんじゅいん)2階本堂(文京区小石川3-4-14)
     http://www.nam-mind.jp/access.htm
      ▼地下鉄「春日」または「後楽園」から徒歩15分。
      ▼都バス[都02](大塚駅前-錦糸町駅前)/[上69](小滝橋車庫前-上野公園)「伝通院前」下車が便利です(徒歩約5分)
      ▼JR「飯田橋」(東口)からタクシーで1メーター程度

【プログラム(予定)】

■第1部 13:00~14:10
震災後の一連の活動のなかから生まれた作品の上映とお話
★演劇「今 伝えたいこと(仮)」2013年3月最終公演映像(32分(DVD上映))
(この作品の公演や震災後制作された作品の上映活動といった取り組みが優れたジャーナリズムであると評価され高校生で初めて2013年JCJ賞特別賞(日本ジャーナリスト会議)を受賞)
★テレビドキュメント「相馬高校から未来へ」(8分)2013年6月制作
(2013年度NHK杯全国高校放送コンテスト・テレビドキュメント部門で最優秀賞受賞)
ほか
 
■第2部 14:20~16:30
2014年3月に是枝裕和氏(映画監督)監修で制作された作品の上映とお話
(NHK・Eテレ「東北発☆未来塾」で制作の様子が放送されたもの)
★テレビドキュメント「あの日と今の私たち」(11分)2014年3月制作
★テレビドキュメント「これから・・・。」(18分)2014年3月制作
★テレビドラマ「見えぬ壁」(25分)2014年3月制作
        
【対 象】子どもに関わる活動をしている人など(定員50人)
【参加費】1000円(20歳以下・学生無料)※カンパにご協力おねがいいたします。
【申込み】事前申し込み・先着順。
     お名前、人数、連絡先(メール又は電話)を明記してメールでお申し込み下さい。
     peach.crc@gmail.com       
【問合先】上映会事務局 080-3690-1773
【主 催】子どものための平和と環境アドボカシー(PEACH)/見樹院

※会場の「見樹院」は浄土宗の寺院で、天然素材だけで建てられ(http://tennen.org/)、コーポラティブの集合住宅が併設されています。会場の椅子も、化学物質を使用しないで作られたものです。持続可能で人にも環境にもやさしいお寺です。

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