歴史をつなぐ 修復ものがたり

2013年11月02日(土) ～ 2013年11月06日(水)

東京文化財ウィーク2013参加
歴史をつなぐ 修復ものがたり
2013年11月2日（土）～6日（水）

旧安田楠雄邸は、今年94歳。建物は一般公開が始まる前、3年をかけて修復いたしましたが、その後も襖紙が割れたり、家具が経年劣化で傷みが目につくようになり、気になるところを少しずつ修理しながら良好な状態を保っております。
今回は、文化財修復の実際をギャラリートークでお楽しみいただきます。

●11月2日（土）　応接間の椅子の張替えは、当初と同じ柄で織りなおしましたが、織れる機械が国内に無い状況の中で、乗り越えた工夫とは・・・
　11：00～　椅子の修復＝㈱東京松屋　　
　14:00～　椅子の様式について＝田島恭子氏


●11月3日（日）　創建時から暖炉上に嵌めこまれている絵画。作者は須田輝洲とわかったものの正体は不明。修復で見えてきたものは・・・
11:00～　絵画の修復＝武田恵理氏　　　
14:00～　絵画の修復＝中右恵理子氏

●11月4日（月）　襖や床の間の天井は和紙の劣化との闘い。雛飾りなどは身近な材料を使って修理するものの、微妙な温度湿度に気を遣う。
　11:00～　経師の仕事＝筧正伸　　　　　　
　14:00～雛飾り、五月飾りの修理＝新井榛名氏

会場：旧安田楠雄邸

主催:公益財団法人日本ナショナルトラスト、たてもの応援団
協力：旧安田邸サポート倶楽部

>> 過去の情報トピックスはこちら