第2回 東職シネマカフェ ~キネ旬文化映画ベスト1特集~

2013年04月24日(水)

東京大学職員組合
文京区本郷7-3-1
TEL 03-5841-7971

第2回 東職シネマカフェ
2013年4月24日(水曜日) 18:15開場 18:30開映 (終映20:30予定)   
会 場:東京大学職員組合書記局 生協第二食堂 3階左奥 

飲み物代:組合員300円 一般の方500円 1ドリンク(おつまみ付き)

地域の方もどうぞお越しください。

【プログラム】
おこんじょうるり(アニメ)  1982年/25分/16mm/ 制作:エコー 監督:岡本忠成  
まじないで厄払いするいたこのばあさまは、このところへまばかりしてふさぎこみ、寝こんでいた。そこへおなかをすかせたきつねのおこんがやってきて…。
東北の山村を舞台に浄瑠璃で病を治す狐と老婆との交流を描く短編人形アニメーション。さねとうあきらの創作民話を「人類の進化」の岡本忠成が映像化。声の出演に「遠野物語」の長岡輝子ほか。1982年度大藤信郎賞受賞、キネマ旬報ベスト・テン文化映画第1位。

絵図に偲ぶ江戸のくらしー吉左衛門さんと町の人々  1977年/33分/16mm/
製作:岩波映画製作所 企画:文京区教育委員会 監督・脚本:時枝俊江 語り:伊藤惣一
制作:安達弘太郎 撮影:八木義順 
 文京区の本郷通りは、昔、将軍の日光御成道と言われた。通りの両側には町家、武家屋敷、神社などいろいろな家並みが連なっていた。安政年間にここに住んだ髪結い「えび床」の主人、伊せや吉左衛門はその通りの家々の様子を詳しく絵図に描き残している。単なる地図ではなく、当時の人々の暮らしの姿や町の様子、風習が生き生きと記録されている。江戸庶民の生き方をユーモラスな語り口で偲ぶ。第33回東京都教育映画コンク-ル金賞、第16回日本産業映画コンク-ル日本産業映画賞、53年度第33回芸術祭大賞、1978年キネマ旬報ベストテン第1位。

ぶんきょうゆかりの文人たち ~観潮楼をめぐって 1988年/38分/16mm/
製作:岩波映画製作所 企画:文京区教育委員会 監督・脚本:時枝俊江 語り:伊藤惣一 
制作:陣内直行  撮影:八木義順
文京区本郷にあった森鴎外の書斎観潮楼。ここに出入りした、鴎外と手紙をやりとりしたたくさんの文学者たち―夏目漱石、坪内逍遥、樋ロー葉、石川啄木など。彼らの交友と、明治の文学界のありさまを、文学者たちの手紙や日記によってあとづける。1988年度キネマ旬報文化映画ベストテン第1位。1988年教育映画祭優秀作品賞・文部大臣賞・文化庁芸術作品賞入賞、日本映画ペンクラブ推薦。


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