八ッ場あしたの会 6周年記念シンポジウム-「利根川治水の争点」と「ダム予定地の遺跡」-

2013年01月12日(土)


◆日 時:2013年1月12日(土曜日)午後1時半~4時半

◆会 場:北とぴあ14階  スカイホール
 JR王子駅北口より徒歩2分、地下鉄南北線王子駅5番出口直結
  東京都北区王子1-11-1 電話03-5390-1100  

 2009年の政権交代により、本体工事が凍結された八ッ場ダム事業は今、本体工事着工の危機を迎えています。
 本体工事予算執行の条件とされる利根川水系河川整備計画の策定をめぐって、現在、有識者会議で白熱した議論が行われており、その結果に八ッ場ダムの今後がかかっています。
 ダム予定地では道路や鉄道の付け替え、住民の移転代替地の造成などのため、大規模な土木工事が行われ、自然も文化も壊され続けてきました。
 一方で、ダム事業による埋蔵文化財の発掘調査により、江戸時代、縄文時代等の貴重な遺跡が次々と発見され、あらためて水没予定地の歴史的文化的な価値が注目されています。
 このたび、八ッ場ダム問題についての最新情報をもとに、識者をお招きしてシンポジウムを開催することとなりました。
 八ッ場ダムの“今”をより深くお伝えしたいと思います。是非ご参加ください。

◆プログラム
  
○「八ッ場ダム事業の現状」(報告) 嶋津暉之(水問題研究家、本会運営委員)

○「利根川の河川整備計画」 大熊孝(新潟大学名誉教授・河川工学、本会代表世話人)

○「ダム予定地の現状」(報告) 渡辺洋子(事務局)

○「八ッ場ダム予定地における天明浅間災害遺跡の歴史的価値」 
              堀内秀樹氏(東京大学埋蔵文化財調査室准教授・考古学)

○「八ッ場ダム予定地における縄文時代の遺跡」 勅使河原 彰氏(文化財保存全国協議会常任委・考古学)

○「遺跡保存を考える」 椎名慎太郎氏(山梨学院大学名誉教授・文化財保護法)

     
○パネルディスカッション 「八ッ場ダムの運動をどう進めるか」
   コーディネーター:川村晃生氏(慶応大学名誉教授、環境人文学)
   登壇:椎名慎太郎氏、勅使河原彰氏、大熊孝、嶋津暉之、渡辺洋子


◆参加費:800円(資料代含む)

◆主 催 八ッ場あしたの会

 シンポジウムのチラシはこちらです。イベント情報の拡散にお力添えを!
 
 ~八ッ場あしたの会 総会のご案内
 1月12日午前11時~
 シンポジウムの開始前に、北とぴあスカイホールにて

 懇親会のご案内
 シンポジウム終了後、午後5時半頃より懇親会を開きます。
 参加ご希望の方は、下記メールフォームにてお申し込み下さい。参加費3,000円
 http://yamba-net.org/modules/inquiry/index.php?op=0







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