森鴎外生誕150年記念事業 文京ふるさと歴史館平成24年度特別展「洪庵、知安、そして鴎外-近代医学のヒポクラテスたち-」

2012年10月27日(土) ~ 2012年12月09日(日)


会期: 平成24年10月27日(土)~12月9日(日)
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:月曜日
入館料:一般300円・団体(20人以上)210円
中学生以下・65歳以上は無料
※11月3日(土・祝)は無料公開日

展示概要:日本の医療は、世界的に高度な技術水準にあり、世界一の長寿を誇っています。
小説「赤ひげ診療譚」の舞台となった小石川養生所をはじめとして、ここ文京の地には、近代医学史にゆかりの人物に関わる足跡や、史跡などが少なくありません。
明治政府が、江戸時代まで主流であった漢方医学から西洋医学への転換を図る過程で、それまで交流のあったオランダやイギリスではなく、ドイツの医学知識や技術を導入するようになったのは、文京ゆかりの医学者が深く関わっています。そしてお玉が池種痘所に端を発する東京医学校(現・東京大学医学部)や済生学舎(現・日本医科大学)そして順天堂医院(現・順天堂大学)などから、数多くの医学者が輩出してきました。
こうしたことから現在、文京区は、医療機器会社や製薬会社、医学系の出版社なども数多く所在する医のまち文京となっています。
本年度の特別展では、生誕150年を迎えた森鴎外の記念事業の一環として、文豪・鴎外ではなく、衛生学者としての森林太郎の足跡をはじめ、近代医学発展の歴史をご紹介します。
医のまち文京と、医療・福祉の向上に尽力した若き医学者たちの活躍にふれて頂く機会となれば幸いです。

展示解説:11月1日(木)、14日(水)、29日(木)午後1時30分から30分程度 申込不要

文京ふるさと歴史館
文京区本郷4-9-29 03-3818-7221


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