宗教者として取り組む原子力問題 PART2 宗教者は原発とどう向き合ってきたか、そしてこれから何をすべきか?

2012年04月08日(日)

宗教者として取り組む原子力問題 PART2

  宗教者は原発とどう向き合ってきたか、
              そしてこれから何をすべきか?

   4月8日(日)午後6時半~ 文京シビックセンター 5F 会議室C

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ヒロシマ・ナガサキそしてビキニを経験し「非核」を誓ったはずの
この国が、またしても多くのヒバクシャをつくり出し、国土を汚染
し、いのちと未来に量り知れないダメージを与えてしまいました。
そして、生命尊重を旨とする宗教者が、かつての戦争を止めること
ができなかったと同様、原発を容認し悲劇を招いてしまった責任を
問われています。

《原子力行政を問い直す宗教者の会》は、原発立地と消費地双方の
視点から、原子力の抱える問題を宗教的課題として取り組む僧侶、
牧師、信徒等、宗教宗派を超えた緩やかな全国ネットワークです。

長田さんは1993年の結成当初からその中心的な存在としてリードし
てきました。長年、原発の立地地域で僧侶として住民や被曝労働者
と向き合い原子力行政を問い続けてきた経験とビジョンを聴き、問
題の本質を解き明かしつつ、希望と前向きな力を絞り出して行きた
いと思います。

自然や弱者に犠牲を押し付ける経済最優先の価値観を改め、同じ過
ちを犯さぬよう、私たちが見てこなかった現実に眼を向け、本来の
人間としての生き方を、今こそ取り戻さなくてはなりません。

■講 師 長田浩昭
 (真宗大谷派僧侶・原子力行政を問い直す宗教者の会 事務局長)
【おさだ・ひろあき】石川県珠洲市生れ。同県能登町長慶寺住職在
任中に計画された珠洲原発に対し仏教者として反対行動に関わる。
1993年、高速増殖炉「もんじゅ」の初臨界を受け「原子力行政を問
い直す宗教者の会」の結成に参加。現在同会事務局長。3・11以降、
福島県の子どもたちの避難・保養事業など、子どもや若者・妊婦な
どを被曝から守るための活動に積極的に取り組む。全国各地で原発
が持つ問題について講演を行なっている。現在は兵庫県篠山市法傳
寺住職。

■日 時 4月8日(日)午後6時半~9時 (開場6時10分)

■会 場 文京シビックセンター5F 会議室C
(東京都文京区春日1-16-21)
東京メトロ 後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)
南北線(5番出口)徒歩1分
都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(センター連絡口)徒歩1分
JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分

■参加費 500円(資料代等)

■共 催 フォーラム「原子力と宗教」、見樹院
     JNEB(Japan Network of Engaged Buddhists)

■問合せ Eメール:kenjuin@nam-mind.jp
     電話 090-3213-4575(大河内)

宗教という信仰上の立場とか職業ではなく、人間の生き方として
原子力を考える方々のご参加をお待ちしています。

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