「橋本左内と小塚原の仕置場」 荒川ふるさと文化館 平成21年度企画展

2009年10月03日(土) ~ 2009年11月08日(日)

区民の署名活動を切っ掛けに小塚原回向院から寄贈された「橋本左内の墓旧套堂」(区登録有形文化財・歴史資料)が、荒川ふるさと文化館前に復元されたことを記念して開催するものです。
シンポジウム「仕置場跡から地域を考える ―江戸・京都・大坂の仕置場のあゆみ三都三様―」等記念事業も開催します。
是非、ご来館下さいますよう、お願い致します。

10月3日(土)~11月8日(日)午前9時30分~午後5時(入館は、午後4時30分まで)
※休館日 10月5日(月)・13日(火)・19日(月)・26日(月)、11月2日(月)

入館料 100円(但し、区民で中学生以下・65歳以上・障害者及びその介助者の方は無料)※11月3日(祝)は無料

回向院(南千住5丁目)は、橋本左内の墓や吉田松陰の等幕末の志士が眠る場所として知られ、区内外から多くの観光や歴史ファンが訪れている。本展は、「橋本左内の墓旧套堂」(区登録有形文化財)が、平成17年の回向院の境内整備にともない荒川区に寄贈され、平成21年春に荒川ふるさと文化館の前に復元されたことを記念して開催される。なお、平成18年度には「杉田玄白と小塚原の仕置場展」が開催された。今回は「小塚原の仕置場展Part2」でもある。

回向院には何故橋本左内をはじめとする幕末の志士の墓があるのか。そして、そもそもどうして、それが史跡なのか。当時の小塚原の仕置場及び回向院が果たしていた機能や役割を、橋本左内を主軸に置きながら紹介する。また、左内の慰霊と顕彰や小塚原の仕置場跡が史跡になっていく道行を、古文書や古写真、そして近年、小塚原刑場跡の発掘調査で出土した六道銭・木製卒塔婆等の情報からたどり、先の疑問に問えよういという内容。資料点数140点余。主な展示資料、荒川区と左内や玄白を通して交流している福井県から借用した橋本左内の陶像、左内・吉田松陰の名前が搭載されている回向院の過去帳を含む回向院文書、左内没後16日目に画かれた「橋本左内肖像画并小伝」(福井市立歴史郷土博物館蔵)、「蘭学事始」等。

南千住にある幕末関係の史跡・文化財を見学しながら町歩きをしてもらおうと、地元コツ通り商店街にも協力を要請、回向院・延命寺・円通寺のスタンプを配置しミニ史跡巡り用のスタンプシートを来館者に配布する。


1.企画展記念シンポジウム
「仕置場跡から地域を考える ―江戸・京都・大坂の仕置場のあゆみ 三都三様―」
10月18日(日) 14~16時
パネラー:土居浩先生(ものつくり大学准教授)・村上紀夫先生(大阪人権博物館学芸員)・亀川泰照(当館主任学芸員)
定員 100名
参加費 無料

2.企画展関連史跡ミニツアー「南千住の“幕末”さんぽ」
10月24日(土) 14~16時
講師:荒川区観光ボランティア・亀川泰照定 員:30名
参加費 無料(入館料がかかります)

3.人権ワークショップ「コツ通りを考えるpart.2」
11月8日(日) 10~12時
定員:30名 *区民の方に限ります
参加費 無料

4.展示解説ツアー
10月10日(土)・10月31日(土) 13時30分~14時30分
講師:亀川泰照
参加費 無料(入館料がかかります)

申込方法

1~3=往復はがきに次の要領で必要事項を記入し、投函してください。各イベント日
時の1週間前必着。はがき1枚で複数のイベント申込み可。但し、はがき1枚につき1名。定員を越えた場合は抽選。

ご記入して頂く項目…氏名(ふりがな)、郵便番号・住所、電話番号、ご希望のイベント名。
*返信おもて面には、必ずご自身のご住所・郵便番号・お名前を記載してください。

4=申込み不要。時間までに当館常設展示室入り口にお越しください。

問合せ・申込み
荒川区立荒川ふるさと文化館
〒116-0003 東京都荒川区南千住6-63-1
TEL 03(3807)9234





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