日暮里富士見坂から望む富士山 2012年1月のダイヤモンド富士

2012年01月29日(日) ~ 2012年01月31日(火)

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2012年1月29日(日曜日)、30日(月曜日)、31日(火曜日) 16:10~16:40ごろ

(ダイヤモンド富士を眺める  撮影/石川 正 2010,1月)  

富士山頂に夕日が沈むときに輝く風景を「ダイヤモンド富士」と呼びます。
冬至をはさんだ11月中旬と1月下旬の、1年に2回だけ見ることができる美しい景色です。
日暮里富士見坂は都心では唯一の富士山が望める富士見坂です。高層ビルやタワーに上ることなく、足元から富士山が眺められます。この3日間、空気が澄んで晴れると、富士山を転がり落ちる夕日と、陽がすっかり沈んだあとに浮き上がる美しい富士山のシルエットを見ることができます。

【注意】
日暮里富士見坂は車も通行します。じゅうぶん注意してください。

日暮里富士見坂への地図はこちらのGoogleマップ
日没のシュミレーションは、こちらをご覧ください。

*問合せは03-3802-3111(内458)荒川区産業振興観光課へ。
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【報告】
現在、日暮里富士見坂からの富士山への眺望を著しく損なう可能性がある超高層建築の計画が進んでいます。 新宿区大久保3丁目に計画されている高さ160メートルの建物です。建設主は住友不動産。
建設後のシュミレーション画像が眺望研究会のHPで見られます。

そして、上記などの日暮里富士見坂からの眺望の危機的状況が、ユネスコの諮問機関として、世界遺産登録の審査などを行っているイコモスの総会(2011年12月/イコモス本部のフランス・パリで開催)において報告され、保全に向けた提案が採択決議されました。
今後、この決議に基づき、関連企業の住友不動産、および東京都・荒川区・新宿区・文京区・豊島区などの眺望ライン上の自治体に、眺望保全への要請・勧告が行われる予定です。

イコモスについては日本イコモス国内委員会をごらんください。










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