宗教者として取り組む原子力問題~原発立地の苦しみを分かち合い、共に生きるために~

2012年01月17日(火)

見樹院(文京区・小石川)
TEL 090-3213-4575(大河内)
E-MAIL kenjuin@nam-mind.jp

ヒロシマ・ナガサキ、そしてビキニを経験し「非核」を誓ったはずの
この国が、またしても多くのヒバクシャをつくり出し、国土を汚染し
いのちと未来に量り知れないダメージを与えてしまいました。

そして、生命尊重を旨とする宗教者が、かつての戦争を止めることが
できなかったと同様、原発を容認し悲劇を招いてしまった責任を問わ
れています。

もはや昨年の3月11日以前に戻ることはできませんが、自然や弱者
に犠牲を押し付ける経済最優先の価値観を改め、同じ過ちを犯さぬよ
う、私たちが見てこなかった現実に眼を向け、本来の人間としての生
き方を、今こそ取り戻さなくてはなりません。

そのために、長年、原発の立地地域で、僧侶として住民や被曝労働者
と向き合い、原子力行政を問い続けてきた経験とビジョンを聴き、苦
しみや不安、絶望の中からも、希望と前向きな力を絞り出して行きた
いと思います。

*ご案内しておりましたメイン講師・長田浩昭が、自坊の急な法務(通夜)のため、
同会事務局(内藤新吾=日本福音ルーテル教会、岡山巧=真宗大谷
派、大河内秀人=浄土宗)による代講とさせていただきます。

急な変更で誠に申し訳ありませんが、事情ご賢察の上、ご容赦賜り
たくお願い申し上げます。

内容と趣旨は変えず、長田もビデオメッセージで登場する予定です。
「宗教者の会」メンバーの、守られるべき命に寄り添い、社会の暴
力構造に立ち向かう、思いと行動を多くの方々にお伝えし、皆様と
一緒にこれからの社会を考えたく、あらためてご案内申し上げます。

■日 時 1月17日(火)午後7時~9時 (開場6時30分)

■会 場 文京シビックセンター4F シルバーホール (東京都文京区春日1-16-21)
     http://goo.gl/qh8kR
【アクセス】東京メトロ「後楽園」丸の内線(4a・5番出口)
                南北線(5番出口)徒歩1分
      都営地下鉄「春日」三田線・大江戸線(文京シビックセ
               ンター連絡口)徒歩1分
      JR総武線「水道橋」(東口)徒歩9分

■参加費 500円(資料代等・学生は無料)
     どなたでもご参加いただけます。直接会場へお越し下さい。

■共 催 フォーラム「原子力と宗教」、見樹院、
     JNEB(Japan Network of Engaged Buddhists)

■問合せ Eメール:kenjuin@nam-mind.jp
     電話 090-3213-4575(大河内)

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