さらば戦争!映画祭 2010

2010年12月04日(土)

さらば戦争!映画祭実行委員会
東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3階 オリーブの樹法律事務所気付「さらば戦争!映画祭」実行委員会
TEL 03-5807-3101
FAX 03-3834-2406
WEB http://www.eigasai-60.com
E-MAIL info@eigasai-60.com

     おかげさまで6周年! 
12月4日 さらば戦争!映画祭 2010 

■プログラム 
【第1部】
   10:05 『夕凪の街 桜の国』
   12:15 『太陽をなくした日』
   12:35 昼休(60分)
【第2部】
   13:35 『クロッシング』
   15:45 『ロラたちに正義を(予告編)』
   16:05 竹見智恵子監督とロラの方々のトーク 
【第3部】
   17:00 『フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージ』
   17:35 Bridge For Peace代表・神 直子さんトーク
   18:15 『死んどるヒマはないー益永スミコ86歳』
   19:25 益永スミコさんトーク

*プログラム等は予告なく変更することがございます。最新情報はブログにてご確認ください。
*なお、当日の進行状況等によって若干の時間変更がある場合
もございます。予めご了承ください。ご覧になりたい作品の開始に間に合うようお早めにお越し下さい。

■2010年12月4日(土)
 10時~20時 (開場9:40)

■一日鑑賞券:2,000円(前売)/2,500円(当日)
一部鑑賞券:1,000円(当日・前売)
*本映画祭は、3部構成となっております。
一部鑑賞券は、1部、2部、3部のいずれか1つを鑑賞できます。
*障がい者手帳提示で一日鑑賞券1,500円(付添い1人まで1,500円)
*被爆者、中国残留邦人の方 当日申告一日鑑賞券1,500円

■会場 在日本韓国YMCA 9階国際ホール
  JR水道橋駅徒歩6分、御茶ノ水駅徒歩9分、地下鉄神保町駅徒歩7分
 (〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-5-5 電話03-3233-0611)

■前売り券お申し込み
 メール info@eigasai-60.com 
 TEL 03-5807-3101
 FAX 03-3834-2406 まで、
(1)お名前
(2)お電話番号
(3)ご住所(チケット郵送先)
(4)希望枚数とご希望の種類(一日鑑賞券/一部鑑賞券)をお知らせください。
  *メールの件名を「前売り券」として送信ください。
  *FAXにつきましても、最上部に「前売り券」と書き込んで送信ください。

【2010年コンセプト】
戦争は逃げることの許されない場所だ。学生でも、家族を持つ親であっても武器を手にとるしか、選ぶことを許されない。

戦場で起きた出来事は、戦後60数年経った今でも多くの人にまとわりつき傷跡を残している。そして世界ではまだ戦争が続いている。

戦争の生きた記憶を消し去ってはならない。だけど私たちは未来に[戦争のない世界]という希望を残すために、何ができるのか。
今、そして未来。[戦争のない世界]で一緒に生きていくために、今こそ、それぞれが望む[平和]を見つめなおす時だ。

【上映作品】
『夕凪の街 桜の国』
2007年作品/120分/監督:佐々部清
*原爆投下から十三年が経過した広島の街。
そこに暮らす平野皆実は、会社の同僚・打越から愛を告白される。しかし彼女には家族の命を奪い、自分が生き残った被爆体験が深い傷になっていた。
その彼女の想いを打越は優しく包み込むが、やがて皆実には原爆の症状が現れ始める・・・。

『太陽をなくした日』
2002年作品/19分/監督:前田稔
*セミは鳴き、分散教室となった寺の境内では、子供たちのにぎやかな歓声がしていた。あの瞬間まで・・・・・・。
あの日、広島が失ったものは何ですか?
あなたが今、失いたくないものは何ですか?
原爆投下前の広島は、どんな街だったのでしょうか?
そしてあの日、広島から何が消されたのでしょうか?
戦争は、人々から何を奪ってゆくのでしょうか?
大切なのはわかっていても、戦争と平和について考えるのは苦手!
そんなあなたにこそ出会ってほしい作品です。
第9回 広島国際アニメーションフェスティバル2002上映作品/
リール国際短編映画祭2004(フランス)招待上映作品/
第10回 広島国際アニメーションフェスティバル2004招待上映作品/
第3回 台湾国際アニメーションフェスティバル2005招待上映作品

『クロッシング』
2008年作品/107分/監督:キム・テギュン
*北朝鮮の炭鉱で働く夫と、妻と11歳の息子は貧しいながらも
幸せに暮らしていた。しかし、妻が肺結核に倒れ、夫は薬を手に入れるために脱北を決意。
生きるために離れ離れになる家族の姿を通し、世界で初めて、北朝鮮のリアルな日常と強制収容所の実態を描くことに成功した衝撃作。
第81回米国アカデミー賞外国語映画部門・韓国代表作品。

『ロラたちに正義を(予告編)』
監督:竹見智恵子
*戦後65年、「慰安婦」だった女性たちは80歳を過ぎ、問題の解決をみないまま、次々と亡くなっていきます。わたしは目の前のロラたちの存在に目をつぶることができず、また、今も世界中で起こっている紛争下での女性に対する性暴力は同じ女性として許せない!という思いもあって、ロラたちの闘う姿を記録しようと思い立ちました。
ほんとうに戦争というのは、根っこから人間を壊してしまうものですね。
さらば、戦争! 早くそんな日がくることを願っています。
ロラたちが生きているうちにくるでしょうか・・・。
わたしたちの生き方にかかっています。


「フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージ」
2009年作品/35分/監督:神直子
*2000年、太平洋戦争中に夫を日本兵に連行された未亡人女性にフィリピンで出会った事がきっかけで始まった「フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージ・プロジェクト」。
戦後60年以上経った今、被害者、そして加害者となった元日本兵がどのような思いで余生を過ごしているのか・・・。その率直な思いをお届けします。


「死んどるヒマはないー益永スミコ86歳」
2010年作品/70分/監督:松原明 佐々木有美
*益永スミコさんは戦前教育勅語で育ち、助産婦になって多くの兵士を戦地に送りだした。彼女は戦後、労働組合運動の中で真実の歴史に目覚め「二度と戦争をくりかえさない」ことを誓って平和運動、人権運動にまい進した。
街角でただ一人プラカードをかかげ、憲法9条を守ろうと市民に呼び掛ける益永さんの姿は私たちに勇気と感動を与えてくれる。



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