蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その90回目
2025年04月12日(土)
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暖かくなってきて、桜ももうすぐですね。
パンパかパ~ン!!
500本に到達しました。
おめでとう&ありがとうございます!
この蔵の試写会以外では何度となく上映している岡本忠成監督のミュージカルアニメーション『南無一病息災』、不朽の名作です。
今回は500本目なので『南無一病息災』を選びましたが、上映が難しいです。とても残念(泣)。
今回は2本のみにしたいと思います。
『南無一病息災』はそれだけ貸出しが多かった作品と言えます。
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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。
日時:2025年4月12日(土)開場17:15 上映開始17:30 終了予定19:30
会場:谷根千<記憶の蔵>
〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
蔵への地図は
Googleマップ
プログラム(フィルムの調査が終わりました)
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No.500 B-267『南無一病息災』(エコー社/1977年/18分/脚本・演出:岡本忠成)
*リールの側面から傷が付いている部分があって、定期的にフィルムの端が小さく切れていました。そのためとても残念ですが、上映ができません。
キネマ旬報ベストテン(1974年度)文化映画第9位
第21回教育映画祭(1974年)優秀(一般教養・動画)
第28回毎日映画コンクール(1973年)大藤信郎賞
<あらすじ>
あわてん坊の赤鬼と肝っ玉の太い青鬼にとりつかれた五郎市と与茂平の昔話。元気過ぎて短命であるより、病気の一つ位あっても、それが我身を守るよすがになるのならそれこそ長生きの道…と病床に臥す娘を励ます珠玉の名編。
No.501 D-36『ニホンザル-その群れと生活-』(東映/1976年/35分/脚本・構成:酒井修)
*文京区に2本所蔵されているようです。C-23『日本ザル』(1969年収蔵)と同じ作品だと思います。
キネマ旬報ベストテン(1969年度)文化映画第3位
第24回文化庁芸術祭(1969年度)優秀賞(日本記録映画の部)
第16回教育映画祭(1969年)最高賞(学校教育・高等学校)
第11回科学技術映画祭(1970年)受賞
第23回東京都教育映画コンクール(1969年度)第5部門(一般教養)銀賞
青少年映画賞(1969年度)
日本紹介映画コンクール(1969年度)銀賞
<概要>
宮崎県日南海岸の南、亜熱帯植物の繁る幸島を紹介。ニホンザルの生態・社会構造・文化的行動を克明に描き上げた生態記録作品。
No.502 D-41『子どもを見る目-ある保育者の実践記録から-』(岩波映画/1978年/カラー/45分)
*褪色が進んでいます。
<概要>
幼児期に育てておかなくてはならない自主性や創造性の芽ばえとは何か。知的好奇心の開発や子供のイメージの広がり、発見や工夫などの思考の深まり、個と集団の成長、などの幼児教育の本質に関わる事柄を描く。
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これまでの記録
https://kuranoshisha.hatenablog.com/archive/2025/04/12
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<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説(概要)は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。
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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 コガタ社(中川)
協力 谷根千工房(やまさき+仰木)+木村美恵子+文京アカデミー
お問合せ
コガタ社:kogatasha08@gmail.com
谷根千記憶の蔵:kura@yanesen.com
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