蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その89回目

2025年03月08日(土)

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3月の声とともに暖かくなりました。
試写をしながら状態を見ている1970年代のフィルムもあと少しになってきました。
比較的上映時間が長めの作品が残っているので、今年は1回につき毎回2~3本ずつ上映してようと思います。

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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。

日時:2025年3月8日(土)開場17:15 上映開始17:30 終了予定19:30
会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
   蔵への地図はGoogleマップ

プログラム(フィルムのチェックが終わりました)
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No.497  B-194『思春期における女子の生理』(東映/1973年/20分)
思春期における心やからだの特徴と思春期の有意義な過ごし方について解説。
*随分前に『男子の生理』も上映していました。
https://kuranoshisha.hatenablog.com/entry/2012/11/10/000000_2

No.498  C-151『四つの芽-みずから行動する子どもを育てる-』
(共立映画社/脚本演出:大島善助/1979年/28分)
幼稚園の生活の中で、積極的な行動をとるそれぞれ違ったタイプの4人の幼児をとらえ、それが家庭生活とどう関わりあっているか、自ら行動する子どもに育てるにはどうするべきかについて考える。
*町田市の幼稚園が協力しています。

No.499  C-141『ぼくの変身-やりぬく心-』(学研/脚本演出:小野豪/1978年/30分)
鉄棒やとび箱運動が苦手な子供が、挫折感を感じがらも友人たちに励まされ弱い心にむち打ってそれを克服していく姿を描く。正しい目標に向かって、やりぬく心の大切さと、子どもの環境としての親や友人たちの人間関係の重要さを伝える作品。
*宇都宮の小学生が書いたつづり方が原作になっています。
最後の10分ぐらいの状態がよくなくて、上映が難しいかもしれません。

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これまでの記録(更新しました)
https://kuranoshisha.hatenablog.com/archive/2025/03/08
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<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 コガタ社(中川)
協力 谷根千工房(やまさき+仰木)+木村美恵子+文京アカデミー

お問合せ 
コガタ社:kogatasha08@gmail.com  
谷根千記憶の蔵:kura@yanesen.com



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