ギャラリーTEN  夢幻シャーマン ー宮本神酒男ー 

2010年07月27日(火) ~ 2010年08月01日(日)

ギャラリーTEN
東京都台東区谷中2-4-2
TEL 03-3821-1490
FAX 03-3821-1490
WEB http://blogs.dion.ne.jp/blogten/

夢幻シャーマン ー宮本神酒男ー 
2010年7月27日(火)~8月1日(日)/ 11:00 ~ 19:00

ー偉大なる魂と 魂の風景を求めてー
写真作品を中心にした展示および対談

*特別対談 / 入場無料
第一回:7月27日(火)午後6時~午後8時30分
「夢幻シャーマンについて」
ゲスト:宮坂清 田口ランディ
第二回:7月31日(土)午後6時~午後8時
「シャーマンと現代日本の医療」
宮本神酒男X細見志向(精神科医)

*宮本神酒男
<夢幻シャーマン>
私はこの20年間のかなりをヒマラヤやチベット、インド、中国西南少数民族地帯などで過ごしてきた。とくに1993年、謎めいた事故にあった後、非日常的体験をするようになってからはシャーマンやプリーストのような「魂をあつかう人々」に惹かれるようになった。
チベットの遊牧民出身の吟遊詩人ツェラン・ワンドゥ(左写真)は、出会ったなかでももっとも印象的な人物である。彼の半生は波乱万丈に満ち、生い立ちもシャーマン的要素にあふれているが、ここで語るだけの紙幅はない。彼は毎晩夢の中で神からケサル英雄王物語を授かる、きわめてまれな語り部である。 
この吟遊詩人以外にも、イ族やナシ族、リス族、ドゥロン族、ナムイ族、白馬族、リンブー族、タマン族、グルン族、ニンバ族、キナウル人などのシャーマンやプリースト、さらにはサードゥ(インドの修行者)やスーフィー、ブチェン(旅する芸能僧)など多彩な人々に出会ってきた。またそのような「偉大なる魂」だけでなく「魂の風景」も私を魅了してきた。

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