蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その87回目

2024年12月14日(土)

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今年最後の試写会です。2025年1月はお休み、2月より再開の予定です。

3本目に上映する『建造物との対話』。これまで何度も上映していますが、蔵の試写会では初。当時、学生の立て看でいっぱいの東大赤門の風景から始まります。年を経るごとに貴重になる映像です。

参加予約は不要です。蔵の中は寒くなってきました。
当日は暖かくして、直接ご来場ください。 
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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。

日時:2024年12月14日(土)開場17:15 上映開始17:30 終了予定19:30
会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
   蔵への地図はGoogleマップ

プログラム(フィルムチェックが終了しました)
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No.491 A-33 『小学体育・器械運動シリーズ 楽しい鉄ぼう運動』(学研/演出:神山魁三)1978年 10分
鉄棒運動の技能指導を柱にして、運動の楽しさ、出来た時の喜びを感じさせ、実技学習への意欲づけを狙った作品。
*文京学園の先生が監修しているので、所蔵しているのかもしれません。褪色が進んでいます。

No.492 C-147 『光った水とろうよ-幼児の知的好奇心をさぐる-』(岩波映画/監督:時枝俊江)1979年 21分
幼児の知的好奇心を日常生活の中で、マイクとカメラで探った記録。幼児の何気ないことばに耳を傾け、その姿をみつめてみると、幼児が身近な事象に、つぶやいたり、触ったり、全身で確かめていることに気づく。
*今年国立映画アーカイブで上映していました。褪色が進んでいます。
https://www.nfaj.go.jp/program/women202312-38/

No.493 C-165『建造物との対話(文京の文化財)』(岩波映画/監督:時枝俊江)1979年 34分
寺社建造物は外観だけを見ても、ただ古いもの、立派なものという印象にとどまってしまうが、よくみると、その時代の特色や建造主の思いが感じられ、興味も一段と深まる。
*文部省特選、キネマ旬報ベストテン(1980年度)文化映画第10位、第36回東京都教育映画コンクール(1980年度)第6部門(自治公報)金賞、日本産業映画コンクール(1980年度)文部大臣賞

これまでの記録を更新しました。
https://kuranoshisha.hatenablog.com/archive/2024/12/14 
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<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 コガタ社(中川)
協力 谷根千工房(やまさき+仰木)+木村美恵子+文京アカデミー

お問合せ 
コガタ社:kogatasha08@gmail.com  
谷根千記憶の蔵:kura@yanesen.com



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