谷中で戦争を語りつぐ会 ~1945年3月4日を忘れない~

2024年03月02日(土)

谷中で戦争を語りつぐ会実行委員会

今年も谷中に空襲があった3月4日が近づいてまいりました。
この出来事を記憶にとどめて戦争体験を語りつぐ会を毎年谷中で続けていましたが2020年よりお休みしておりました。
今年は久しぶりに再開いたします。2日繰り上げて、2日の土曜日に下記のとおり開催いたします。

◇日時:2024年3月2日(土)15:00~17:00

昭和20年3月4日午前8時40分頃、小雪降る中、谷中・千駄木地区はB29爆撃機の空襲を受けました。死傷者約500人、全半壊家屋約200戸の被害をこうむったと伝えられています。犠牲になった方たちの供養に「三四真地蔵」「十四地蔵」「平和地蔵」が町内で建立され、79年目となる今も献花が絶えません。
当時被災された方々はご高齢となり、お話をじかにうかがう機会が少なくなってきていますが、これからは父母や祖父母など家族からきいた話を語り伝えていくこともますます大事になってきていると思います。
土曜日の午後のひととき、お時間がありましたらぜひお立ち寄りください。

【おもなプログラム】
◎戦争体験のお話 竹田靖子さん
竹田靖子さんの生家は、靖国神社近く、靖国通りの写真館。
出征兵士の写真も撮っていたと聞いています。
疎開経験や、5月24日、25日の山の手大空襲のお話を聞きます。
戦後は写真館を続けてこられた竹田さんが、今、伝えたいこととは。
◎疎開児童の映像(動画) 発見
疎開先の福島県の旅館で発見された谷中小学校の児童たちと思われる動画フィルム。
学習院大学1年の佐藤さんが解説します。
◎戦争体験を記録する意味とは
立教大学大学院特任教授の宮本聖二さんが語ります。
その後、参加者で意見交換、情報交換を行います。

◇会場:谷中の家(台東区谷中3-17-11)地図
    メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
    よみせ通り、 延命地蔵を東へ谷川文具店角を入る、
    2筋目の中華・華を南(右)へ入って東(左)側。
    築65年の木造耐震補強中古民家。目印は格子戸。
◇参加費:300円(高校生以下は無料)
◇定員:約30名
◇問い合わせ:メール nishikawa@kj-web.or.jp 
          電話 090-9492-0075 (西川)
◇主催:谷中で戦争を語りつぐ会実行委員会

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