千駄木ふれあいの杜(屋敷森)11月の観察調査会(天候の悪いときは延期します)

2021年11月12日(金)

千駄木の森を考える会

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千駄木の森を考える会では、毎月第2金曜日に屋敷森の観察調査会を行っています。
 屋敷森入口正面にある大きなムクノキから晩秋の光の中を黄色く色づいた葉が落ち始めています。林床に降り積もった落ち葉はまず、有機物としてストックされ、やがて朽ちていきます。そこで働いているのは豊かな森にたくさんいるという小人たち(土壌動物・微生物)。森林生態系では、嚙み砕かれたり、分解されたりした落ち葉は小人たちのリレーの中で有機物から無機物へと変換されてゆき、森を育てる栄養素としてリサイクルされます。自己施肥システムという完璧な循環システムです。
 当たり前のように身近にある森ですが、「命とは神の領域のもの」と強く感じます。2年近くのブランクを経て屋敷森観察調査会が今月、再開されます。慎んで、楽しみたいと思います。

服装・持ち物:長袖・長ズボン・帽子・滑りにくい履物・飲み物など

日時:2021年11月12日(金) 9:00~13:00

場所:千駄木ふれあいの杜 
   文京区千駄木1-11 地下鉄千代田線「千駄木」駅徒歩5分

11月の観察調査会は、
① 現場ミーティング 昨年4月以来の特記事項などをメンバー間で共有します。
② 植物班
 ・継続して調査している植物の生育状態を調査し、写真に記録します
 ・新たに見られる植物の位置や種類を記録します
③ 動物班
 ・飛んでいたり木の幹や葉の裏に留まっていたりする昆虫などの種類や数を調べます
 ・地面や土の中の生き物の観察をします
 ・鳥の観察と記録をします(種類、時刻、場所、数)


小雨決行・雨天順延
 関心のある方は、事務局までご一報ください
 何かお気づきのことがあったら、お知らせください

千駄木の森を考える会   連絡先:千駄木の森を考える会事務局 yashikimori.toiawase@gmail.com


※千駄木の森を考える会は、文京区(みどり公園課)と協定を結んで屋敷森の管理保全を行っている区民管理団体です。



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