千駄木ふれあいの杜(屋敷森)10月の観察調査会【10/9雨天のため16日になりました】

2020年10月16日(金)

千駄木の森を考える会

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千駄木の森を考える会では、毎月第2金曜日に屋敷森の観察調査会を行っています。
屋敷森のような住宅街の中の森の管理では、台風による樹木の倒伏や枝折れにとても気を使っています。近年、毎年のように広域化し記録を更新しつづけていく災害。その根本原因は人が地球に与えているダメージです。
では、人が何をしたことで、環境がどう傷み、災害につながっているのでしょうか?その意外な答えの一つに「人が土の呼吸を止めたことによる土の傷み」というものがあります。初めて聞くと突飛に聞こえます。しかし、山が荒れるのも、土石流の頻発も、松枯れも、ナラ枯れも「土中環境劣化」のサインです。土の呼吸が回復しはじめると、環境は少しずつ生き生きとした表情を取り戻します。観察調査会は、地道な定点観測であり、整備の方向性の確認と軌道修正の時間でもあります。「観ること」が環境再生のためのゼロポイント地点です。ここから全てが始まります。観察調査会、是非、ご参加ください。

 服装・持ち物 : 長袖・長ズボン・帽子・滑りにくい履物・飲み物など

日時:2020年10月16日(金)9:00~13:00 悪天候の時は延期します。

場所:千駄木ふれあいの杜(ここは「都市林」です)
   文京区千駄木1-11 (開園時間:9:00~17:00)地図

10月の観察調査会は、
① 9月の観察調査・環境再生整備作業などの結果を全員で共有します。
② 植物班
 ・継続して調査している植物の生育状態を調査し、写真に記録します
 ・新たに見られる植物の位置や種類を記録します
③ 動物班
 ・飛んでいたり木の幹や葉の裏に留まっていたりする昆虫などの種類や数を調べます
 ・地面や土の中の生き物の観察をします
 ・鳥の観察と記録をします(種類、時刻、場所、数)

小雨決行・雨天順延(小雨の場合追加調査が必要と判断されたら第2土曜日に行います)
 関心のある方は、事務局までご一報ください
 何かお気づきのことがあったら、お知らせください

千駄木の森を考える会   
連絡先:千駄木の森を考える会事務局 
yashikimori.toiawase@gmail.com
※千駄木の森を考える会は、文京区(みどり公園課)と協定を結んで屋敷森の管理保全を行っている区民管理団体です



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