千駄木ふれあいの杜(屋敷森)9月の観察調査会

2020年09月11日(金)

千駄木の森を考える会

千駄木の森を考える会では、毎月第2金曜日に屋敷森の観察調査会を行っています。
警戒された台風 10 号による大きな被害もなく、まずは一安心です。しかし、本州の南では海面水温が記録的に高くなっており今後も警戒が必要な模様です。
温暖化現象の1つか、集中豪雨・ゲリラ豪雨といった降水域の狭い短時間の大雨も多くなりました。次世代に負の遺産を手渡さないよう、一歩でも半歩でも取り組んでいかれればと思います。
「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんはリンゴの無農薬・無肥料栽培に成功した人ですが、前人未到の苦難の道を歩んでいた時、周囲が彼にかけた言葉は「かまど消し」。その木村さんを支えていた思いは「全ては観察から」だったそうです。
屋敷森の維持・管理も人類未経験の気候変動の中での手探り状態です。木村さんに心のリンクを張りつつ、こちらも観察に徹していきたいと思います。今月も観察調査会、どうぞご参加ください。

服装・持ち物
長袖・長ズボン・帽子・滑りにくい履物など

日時:2020年9月11日(金)9:00~13:00 悪天候の時は延期します。

場所:千駄木ふれあいの杜(ここは「都市林」です)
   文京区千駄木1-11 (開園時間:9:00~17:00)地図

9月の観察調査会は、1 8月の観察調査・環境再生整備作業などの結果を全員で共有します。
2 植物班
・継続して調査している植物の生育状態を調査し、写真に記録します
・新たに見られる植物の位置や種類を記録します
3 動物班
・飛んでいたり木の幹や葉の裏に留まっていたりする昆虫などの種類や数を調べます
・地面や土の中の生き物の観察をします
・鳥の観察と記録をします(種類、時刻、場所、数)

小雨決行・雨天順延(小雨の場合追加調査が必要と判断されたら第2土曜日に行います)
 関心のある方は、事務局までご一報ください
 何かお気づきのことがあったら、お知らせください

千駄木の森を考える会   
連絡先:千駄木の森を考える会事務局 
yashikimori.toiawase@gmail.com
※千駄木の森を考える会は、文京区(みどり公園課)と協定を結んで屋敷森の管理保全を行っている区民管理団体です



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