第18回『上野しのばず学習会』自然観察会のルーツ―日本の自然保護教育(環境教育)の歴史

2019年11月30日(土)

しのばず自然観察会
WEB http://sinobazu.extrem.ne.jp

今回の学習会は初期の「自然観察会」で議論された、自然保護との関係や運動団体のあり方も考えます。

と き: 2019年11月30日(土)

時 間:午後1時45分開場
学習会 午後2時~4時 交流会と後片付け 5時までに終了

場 所:「谷中の家」台東区谷中3-17-11 地図
路地に面し壁面を木で格子状に覆った民家です。
東京メトロ千駄木駅2出口より徒歩7分、
またはJR・京成日暮里駅北口より徒歩10分、
またはJR 西日暮里駅道灌山口より徒歩7分

共 催:しのばず自然観察会、上野のお山を学ぶ会 

参加費:しのばず自然観察会と上野のお山を学ぶ会会員は無料
    会員外200円

連絡先:小川潔(電話 03-3828-8775 当日午後1時20分まで)

自然観察会という呼び名は「三浦半島自然保護の会」で使われ始め、「日本自然保護協会」の自然観察指導員養成などもあって、いまや普通名詞として通用する時代になりました。その一翼を担った「自然観察会」というグループは、自分たちの会名を独占することなく、広げることを目指しました。その後、自然観察会は博物館や行政、企業など、様々な団体・機関が実施するようになって、内容の変質も懸念される昨今です。先駆者のひとりである柴田敏隆さんは、自然保護教育の主要な場である自然観察会が都市住民の高尚な趣味となり、社会との関係を断ち切る方向にも拡大しつつあるという懸念を示しました。同じく金田平さんは自然観察指導員を「登録制」(自主申告)とするか、「認証制」(免許・資格)にするかの論争に際し、「知識、技術は試験で測れるが、心は測れない」と言って、登録制の立場をとりました。今回は初期の「自然観察会」で議論された、自然保護との関係や運動団体のあり方も考えます。

『上野しのばず学習会』は今回から、環境とのかかわりにウィングを広げます。

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しのばず自然観察会  事務局 
〒110-0001 台東区谷中3-1-9 小川潔 方
1975年創立 電話 03-3828-8775 URL:http://sinobazu.extrem.ne.jp


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