千駄木ふれあいの杜(屋敷森)2月の観察調査会(天候の悪いときは延期します)

2019年02月08日(金)

千駄木の森を考える会

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千駄木の森を考える会では、毎月第2金曜日に屋敷森の観察調査会を行っています。
 エルニーニョ現象は引き続き春まで続くようです。この現象の発生時、偏西風の蛇行によって関東では雪の可能性が高まるのだとか。常緑樹であるスダジイの森、屋敷森では雪折れが少し心配です。
 先日、三浦半島の縄文遺跡から出土した木材化石の記事を読む機会がありました。スダジイ・コナラ・アカガシ・ムクノキ・エノキ・ケヤキ・タブノキ、ヒサカキ・ヤブツバキ・ムクロジ・グミ属・ムラサキシキブ…。見つかった丸木舟はムクノキ製だったそうです。これらの樹々、屋敷森の樹種構成にとてもよく似ています。この記事を読んで「屋敷森は縄文時代の照葉樹林から連綿と引き継がれてきた森なのか。この森を確実に次世代に引き継がなければ。」という思いを強くしました。
 こんなデータに触れると調査にも俄然、力が入りますね。観察調査会、どうぞ、足をお運びください。

服装・持ち物:長袖・長ズボン・帽子・滑りにくい履物・温かい飲み物など

日時:2019年2月8日(金) 9:00~13:00

場所:千駄木ふれあいの杜 案内
   文京区千駄木1-11 地下鉄千代田線「千駄木」駅徒歩5分

2月の観察調査会は、
① 1月の観察調査会・環境再生整備作業などの結果を全員で共有します
② 植物班(G班)
 ・継続して調査している植物の生育状態を調査し、写真に記録します
 ・新たに見られる植物の位置や種類を記録します
 ・樹木や庭石などの位置を地図上に記録します。
 ・西側斜面の植生調査を行います。
③ 動物班(A班)
 ・飛んでいたり木の幹や葉の裏に留まっていたりする昆虫などの種類や数を調べます
 ・地面や土の中の生き物の観察をします
 ・鳥の観察と記録をします(種類、時刻、場所、数)

小雨決行・雨天順延(小雨の場合追加調査が必要と判断されたら第2土曜日に行います)
 関心のある方は、事務局までご一報ください
 何かお気づきのことがあったら、お知らせください

千駄木の森を考える会   連絡先:千駄木の森を考える会事務局 yashikimori.toiawase@gmail.com
千駄木ふれあいの杜所在地 : 文京区千駄木1-11 地下鉄千代田線「千駄木」駅徒歩5分
※千駄木の森を考える会は、文京区(みどり公園課)と協定を結んで屋敷森の管理保全を行っている区民管理団体です。

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