蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その46回目

2018年10月13日(土)

谷根千工房
WEB http://www.yanesen.net/

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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。ご興味のある方はぜひお越しください。

今回は、今年5月に試写した『たばこ・ジャポニカ・400年』が示唆のとんだ内容もすばらしい作品だったので、その興奮が冷めないうちにたばこ関連の16ミリを上映することにしました。
それにしても、文京区のたばこ関連作品の所蔵の多さに驚きます。ぜひご覧ください。

会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
団子坂を上り300メートル直進⇒団子坂広場で右折⇒約100メートル右手に児童公園⇒その隣の訪問看護ステーションの左脇路地を入った右奥にあります。
    蔵への地図はGoogleマップをご覧ください。

●46回 2018年10月13日
no.353 B-381 『たばこと健康』(東映/脚本監督:藤本孝明)1986年所蔵 20分 第33回教育映画祭(1986年)優秀(学校教育・中学校)
 たばこは特に未成年者の体に害をあたえる。この映画はたばこの発ガン性、ニコチンや一酸化炭素の害、受動的喫煙の害など、健康への影響について科学的にわかりやすく解説。

no.354 C-144 『明治・たばこ・ラプソディー』(企画:日本専売公社/映広企画/脚本・監督:岡本愛彦/語り:小沢昭一)1978年所蔵 32分
 近代化へ近代化へと狂奔する明治という舞台の上で、たばこを耕作し、刻み、巻き、そして現代のたばこ産業の基礎を作った人たちの物語。*5月に上映した『たばこ・ジャポニカ・四百年』が第1部、この作品が第2部となります。褪色あり

no.355 D-46 『たばこ・昭和史・心の歌』 (企画:日本専売公社/映広企画/脚本・監督:岡本愛彦/語り:石坂浩二/朗読:宇都宮雅代)1980年所蔵 45分
 昭和初期の世界的不況。そしてあの戦争……やがて迎えた新生日本の姿を背景に、それぞれの時代の中でたばこを求め愛し続けた人々。そしてそれを絶やさぬために努力し支えてきた人たちの記録。 *褪色あり

<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

◎これまでの「蔵の試写会」の上映記録を公開します。
http://kuranoshisha.hatenablog.com/

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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 谷根千工房
協力 コガタ社(フィルム調査・解説)+木村美恵子(映写)+文京アカデミー

お問合せ 
谷根千工房 03-3822-7623 または 080-6670-0142(やまさき)
Eメール:kura@yanesen.com

11月の蔵の試写会は都合によりお休みです。次回は12月8日(土)の予定です。


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