蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その43回目

2018年05月12日(土)

谷根千工房

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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。ご興味のある方はぜひお越しください。

会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
団子坂を上り300メートル直進⇒団子坂広場で右折⇒約100メートル右手に児童公園⇒その隣の訪問看護ステーションの左脇路地を入った右奥にあります。
   蔵への地図はGoogleマップをご覧ください。

●43回 2018年5月12日(土)17:15開場 17:30開映(終映予定19:30)

no.342 B-210 『いろいろな町や村(5)絵年表から年表へ』
(共立映画社、高橋プロダクション/脚本・演出:高橋成知)1974年所蔵 19分
 絵年表から年表へと児童が思考を発展させていく過程をとらえる。本編では都会の片隅で時代の変遷を見つめてきた地域を通して、その周辺の100年間のあゆみをアニメーションを利用して動きのある中で年表として理解できるようにした。
 「いろいろな町や村(5)」とあるが、このシリーズの1~4の作品は文京区の所蔵フィルムのなかに確認できていない。

no.343 B-230 『げすいどうってなあに?』(1975年制作/スタジオ ツインク/企画:東京都下水道局)1975年所蔵 18分
 下水道の役割は、①雨水の氾濫防止、②し尿の衛生的処理、③河川の汚濁防止、④水資源としての下水処理水の再利用などである。これを子供達に体系的にわかりや安く説明する。

no.344 B-312 『上水道、下水道のしくみとわたしたちのくらし』(東映/脚本・監督:吉田和義)1981年所蔵 20分
 住民が健康で安全な暮らしができるよう、役所は国や県、周囲の市と協力して仕事を進めている。その様子を上水道、下水道のしくみを明らかにする中で具体的に描く。

no.345 C-135 『たばこ・ジャポニカ・四百年』
(映広企画/企画:日本専売公社/脚本・監督:岡本愛彦/語り:三遊亭圓生)1978年所蔵32分 
 渡米から400年を経た、たばこの歴史を追ってゆく。時代の流れの中で、庶民と一緒に歩んできたたばこの歴史を三遊亭円生師匠のユニークな語りで。
 褪色が進んでいます。

<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

◎これまでの「蔵の試写会」の上映記録を公開します。
http://kuranoshisha.hatenablog.com/

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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 谷根千工房
協力 コガタ社(フィルム調査・解説)+木村美恵子(映写)+川本真理+文京アカデミー

お問合せ 
谷根千工房 03-3822-7623 または 080-6670-0142(やまさき)
Eメール:kura@yanesen.com



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