蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その42回目

2018年04月21日(土)

谷根千工房

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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。ご興味のある方はぜひお越しください。

今回は冒頭にNHKBS「TOKYOディープ!」の取材カメラが入ります。ご了承ください。

会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
団子坂を上り300メートル直進⇒団子坂広場で右折⇒約100メートル右手に児童公園⇒その隣の訪問看護ステーションの左脇路地を入った右奥にあります。
   蔵への地図はGoogleマップをご覧ください。

●42回 2018年4月21日(土)17:15開場 17:30開映(終映予定19:30)
no.338 A-34 『花さかじいさん』(1978年所蔵)10分 カラー
 講談社日本昔ばなしシリーズの1本。グループ・タック、演出:藤本四郎、語り:小池朝雄、二木てるみ。
 小池朝雄さんの声におおーってなります。

no.339 B-121 『歴史シリーズ キリシタンとヨーロッパの文化』(1970年所蔵) 20分 学研、演出:小野豪
 鉄砲伝来に始まるヨーロッパ文化は日本に新しい世界への芽を開かせた。映画は南蛮美術の品々など、文化財を中心に描く。第17回教育映画祭(1970年)最高賞(学校教育・中学校)

no.340 B-235 『鉄砲の伝来』(1975年所蔵) 22分(共立映画社、脚本・演出:大島善助)
 同じ時代を描く視聴覚教材。
 16世紀中ごろ種子島に漂着したポルトガル人によって伝来した鉄砲は瞬く間に武家社会に取り入れられ、戦国の世の統一を促進させた。第23回教育映画祭(1976年)優秀(学校教育・小学校)

no.341 B-289 『漱石の世界』(1978年所蔵) 22分(共立映画社、脚本・演出:大島善助)
 中高生向けの教材としてつくられた作品。時代背景を探り、漱石の人間性や作品に対する理解を深める手助けを目的として製作された。第25回教育映画祭(1978年)最優秀(学校教育・高等学校)
三四郎池が出てきます。

<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

◎これまでの「蔵の試写会」の上映記録を公開します。
http://kuranoshisha.hatenablog.com/

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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 谷根千工房
協力 コガタ社(フィルム調査・解説)+川本真理+文京アカデミー

お問合せ 
谷根千工房 03-3822-7623 または 080-6670-0142(やまさき)
Eメール:kura@yanesen.com



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